Yahoo!ニュース

【性教育】10代の中絶が少ない富山 出前授業に奮闘する産婦人科医たち

若林朋子北陸発のライター/元新聞記者
中学2年生を前に性教育の出前授業をする産婦人科医の種部恭子医師(筆者撮影)

「中学生の性教育はどうあるべきか」。全国で大きな議論になっている。そんな中、富山県では産婦人科医と教員らが一体となった「出前授業」の取り組みが20年以上前から行われ、成果を挙げている。どんな内容なのか。

生徒へストレートに伝える

「4月1日に命を作る行為をすると、赤ちゃんが生まれるのはクリスマスイブです」

 日本産婦人科医会常務理事で、「女性クリニックWe富山」院長の種部恭子医師(53)。27年前から富山県内の小・中・高等学校へ、性教育の出前授業に出向いている。この日は中学2年生を前に1時間弱。重要な数字は連呼し、写真や図をパワーポイントで示して解説した。弾丸トークからは、「与えられた時間を、1秒たりとも無駄にしない」という気迫が伝わってくる。

 性交については、医学的な知識をストレートに語った。

「精子は体外に出るとすぐに死んでしまうので、生き延びられる場所まで届けないと命はできません。命を作るときは、女性の体の赤ちゃんが生まれる通り道の出口から3~4センチの所まで、男性が精子を届けなければいけません。だからヒトは『性交』という行為で精子を届けて命を作ります」

種部恭子医師。「恋愛や触れ合い、性は人生に必要です」と出前授業を始めた(筆者撮影)
種部恭子医師。「恋愛や触れ合い、性は人生に必要です」と出前授業を始めた(筆者撮影)

コンドームは1個100円以下です

 避妊については「危機管理」の方法を具体的に伝える。

「性交のとき、『コンドーム』というゴム製のカバーを男性の性器につけることで、精子が女性の体内に入るのを防ぐことができます。コンドームは、コンビニなどで売っているよ。1個100円以下です。また、性感染症は防げませんが、女性が『低用量ピル』を飲むことで、卵子が出るのを一時的に止めることもできます。1か月2000円程度で……」

 避妊と性感染症予防には、コンドームと低用量ピルの併用が有効であると説明。さらに、「医師が作成した『コンドームの達人』というサイトを見て! コンドームの保管、持ち歩き方、パッケージの切り方、爪の切り方。ここまで学ばないと性感染症から自分の命を守ることはできません」とまで言った。

富山県西部の中学校にて。避妊の方法を具体的かつ実践的に伝えた(筆者撮影)
富山県西部の中学校にて。避妊の方法を具体的かつ実践的に伝えた(筆者撮影)

 そして、声のトーンをぐんと上げる。「妊娠した場合は早く相談を」と何度も念を押した。

「予期せぬ妊娠が起こったら、産むか産まないかのどちらかの選択しかありません。よく考えて、シアワセだと思う方を選べばいい。しかし、考えることが許される時間は実に短いのです。だから数え方を知ってほしい。性交した日を妊娠1カ月と数えます。性交から2週間後で、すでに妊娠2カ月。人工妊娠中絶を選択できるのは22週まで。産んで育てる選択をするなら、なおさら早くから医療が必要。妊娠が分かったら1日も早く、信頼できる大人へ救いを求めてください」

 伝えたいのは「1人で抱え込まないで。助けを求めていいんだよ」ということだ。そして、親や教員には言えない生徒のために「妊娠出産悩みホットライン」の電話番号を書いたカードを配った。

キスを断るなら、どう伝える?

 授業は医学的な知識や避妊の方法を伝えるだけではない。交際相手に自分の意志をうまく伝える「コミュニケーションスキル」にも言及している。「好きな人から『キスしていい?』と聞かれたらどうする?」と質問。そして、四つの段階を踏んで、「断るなら、どう伝えるか」を考えさせた。

1:自分の心を見つめる/自分はどうしたいかを自問自答

2:自分を認める/悩みながら生きている自分をほめる

3:自分をコントロールする/泣きたい気持ちや怒りを抑えるために自分をケアする

4:「私は○○だと思う」と自分を表現する/シンプルに伝える。言いにくいことが言えた自分をほめてケアする

 恋愛の場面に限らず、コミュニケーションスキルは大切だ。種部医師は部活動でのチームワークを例に挙げながら、生徒に思索を深めさせた。「互いを尊重できる関係性があってはじめて、シアワセな性といえる」という気づきを促すことが狙いである。

「大好きな人に『キスしていい?』と聞かれたらどうする?」と問題提起する(種部医師提供)
「大好きな人に『キスしていい?』と聞かれたらどうする?」と問題提起する(種部医師提供)
生徒は「自分は?」と考える。反応は「する」「ことわる」「ごまかす」などいろいろ(種部医師提供)
生徒は「自分は?」と考える。反応は「する」「ことわる」「ごまかす」などいろいろ(種部医師提供)

 種部医師の出前授業は、「エロ」や「わいせつ」といった、性に対する後ろめたいイメージを払拭することから始まり、かなり踏み込んだ内容に及ぶ。中学1年生には包茎やマスターベーション、妊娠の仕組みなどを。2年生以上には望まない妊娠やエイズ、性感染症の話を中心に伝える。筆者も授業を何度か見学したが、生徒は全員、顔を上げて聴き入っていた。

 多くの中学では出前授業の後に生徒からアンケートを取っている。感想はさまざまだが、多くは前向きで、率直。モヤモヤ感が解消された……というニュアンスのコメントも多かった。

「誰にも聞けないし、聞いてはいけないと思っていたことが分かった」(2年男子)

「今、付き合っている彼女を本当の意味で大事にしたい。欲望のまま、行動してはいけない」(2年男子)

「同性愛も含め、愛の形はそれぞれ。人を愛することは素晴らしい。相手を尊重したいと思う」(2年女子)

中学生の性教育に対する受け止め方はさまざまだ(写真:アフロ)
中学生の性教育に対する受け止め方はさまざまだ(写真:アフロ)

診察室で待っているだけではいけない

 種部医師は1991年から出前授業を行ってきた。最初は東京。1992年に富山県にUターンしてからは黒部市、富山市で学校や地域からの要請を受け、性についての講演を始めた。

「高校時代に産婦人科を受診したとき、威圧的で無神経な医師の態度に怒りを感じました。だから自分が産婦人科医になり、思春期の女の子が相談しやすい医師になろうと思いました。1990年代後半に10代の人工妊娠中絶が増え、『診察室で待っているだけではいけない』と出前授業や啓発活動に力を入れるようになったのです」

「思春期の子の困っていることを解決するのが自分の役目」と話す(筆者撮影)
「思春期の子の困っていることを解決するのが自分の役目」と話す(筆者撮影)

 産婦人科医を中学校へ派遣する事業は、「専門医制度運営事業」の一環として行われている。富山市教育委員会は1992年度に同事業をスタート、種部医師は当初から参加している。精神科医らも講演や相談を通じて生徒や教員、保護者を支えている。小学校の教員や保護者・児童へは個別相談という形で対応する。

 どんな年代の女性にとっても、産婦人科を受診するのはハードルが高い。思春期ならなおさらだ。だから10代の女子が産婦人科を訪ねたときには、すでに妊娠週数が進んでいることが少なくない。種部医師は「妊娠・出産について正確な知識を、もっと早くから学んでおいてくれれば……」と唇をかむ。一方で、社会全体を見渡せば、不妊に悩んでいる30代、40代の女性は多い。産婦人科医はジレンマを抱えて、女性の妊娠・出産のさまざまな課題と向き合っている。

富山市教育センターに展示されている保健体育の教科書。性交・避妊具などは掲載されていない(筆者撮影)
富山市教育センターに展示されている保健体育の教科書。性交・避妊具などは掲載されていない(筆者撮影)

バッシングの中、富山市長に提言

 2000年代前半に全国で性教育バッシングが起こった。東京の養護学校で人形を使った性教育の授業が行われたことなどが都議会で問題に。それがきっかけで「過激な性教育で寝た子を起こすな」「小学生にピルを教えているのは問題だ」と国会でも議論になり、文部科学省が全国の学校を対象に調査を行った。調査の結果、児童にピルや性交について教えていた学校は一つもなかった。しかし、全国の学校は委縮してしまった……という経緯がある。

文部科学省外観(写真:アフロ)
文部科学省外観(写真:アフロ)

 こうした逆風の時に、種部医師は「富山では医師による科学的な性教育を止めてはいけない」と提言した。森雅志富山市長に、性の深刻な現状をデータで示し力説。市長も理解を示し、同市は事業を継続した。その後、種部医師は同市教育委員、富山県教育委員を歴任し、富山の性教育の充実に励んでいる。

 2018年度、富山市教委は種部医師をはじめ、7人の産婦人科医を中学全26校に派遣している。出前授業を保健体育の一環として行うか、特別活動で実施するかは、学校の裁量による。産婦人科医は子どもたちが抱えている問題や発達段階に合わせて、それぞれ工夫しながら授業を展開している。教師が行う保健体育の授業と医師の出前授業を組み合わせることで理解度が上がるよう、学年を通して計画を立てている。

 種部医師に日本の性教育の課題について聞いてみた。

「性教育は『命は大切』など抽象的な理念を押し付ける場ではなく、『危機管理』の方法を教えるものです。トラブルを避け、将来シアワセになるための知識を身につける必要があります。しかし、日本では小・中学校で『関係性』を含めて性交を学ぶ機会がなく、性感染症の予防だけを教えることになっています。まるで『交通事故に遭わないように』と言っておきながら、車が何かを教えないようなものです」

種部医師が院長を務めるクリニックにて。「どんな選択をしても見捨てない」とエールを送る(筆者撮影)
種部医師が院長を務めるクリニックにて。「どんな選択をしても見捨てない」とエールを送る(筆者撮影)

指導要領では性交・避妊などを制限

 文科省の中央教育審議会は学習指導要領で、中学校での性教育は性交に関する具体的な内容や避妊、人工妊娠中絶を盛り込んでいない。したがって、教員はそれらを授業で詳述できないでいる。「命の大切さ」や「『18禁(18歳未満閲覧禁止)』のアダルトサイトが性の本質ではない」とまでは伝えているが、踏み込んだ指導にまでは至っていないのだ。

 産婦人科医の出前授業を、教員はどう見ているのか。富山市内の保健体育の40代男性教員に聞いてみた。

「教科書には『生命の誕生』として精子・卵子・子宮などの図があっても、性交やコンドームの付け方、人工妊娠中絶の記載はありません。教員の裁量として、性交や避妊、人工妊娠中絶について言及しても、性感染症予防に論点を置き、口頭でさらりと言う程度です。だからこそ、産婦人科医が踏み込んで話してくれるのは、ありがたいです」

 学校での性教育は、学習指導要領の制限が足かせとなっている。また、性暴力被害や人工妊娠中絶を経験した生徒もいるかもしれないという配慮も必要である。時には、性教育の授業で、気分が悪くなって退出してしまう生徒もいるという。養護教員や女性の教員と連携して指導しているが、男性の教員にとっては、「思春期の性教育は荷が重い」というのが正直なところだろう。しかし、医師による授業ならば、教師の負担は軽くなる。生徒も「専門家による特別な話」と思って聴くことが多いという。

 このような理由から教員たちも、産婦人科医による性教育の授業は基本的にウエルカムだ。富山県内では運動部の指導において、地域の元アスリートや指導者の協力を得る制度があり、「専門家の力を借りる」ことに肯定的な土壌がもともとある。

富山市の10代中絶率は低い

 種部医師は「富山市では産婦人科医の出前授業が定着し、この結果10代の人工妊娠中絶は年々、減少しています」と話す。富山県健康課がまとめた富山市の「20歳未満の人工妊娠中絶実施状況」によると、中絶数は10年間で72から28に、1,000人あたりの人工妊娠中絶率は7.5から2.1に減っている。2013年度以降は14歳以下も分母に加えているので率が低下するのは当然と思われるが、中絶数が半減以下と変化は大きい。出前授業の影響があると同市教委は考えている。

画像

 富山県全体を見ても、10代の中絶率は全国平均より低い。厚生労働省の「人工妊娠中絶実施率(女子人口千対)年齢階級・都道府県別」では、20歳未満の人口1000人に対する中絶率は3.1%である。奈良(2.8%)、埼玉(3%)に次いで、富山は全国3番目の少なさだ。

(編集部作成)
(編集部作成)

「医師に丸投げ」ではダメ

 その一方で「出前授業にも課題はあります」と、学校現場にあえて疑問を投げかける声がある。埼玉大教育学部の田代美江子教授(56)だ。海外の性教育について調査・研究している。このほど出版された『教科書にみる世界の性教育』(かもがわ出版)の編著者でもある。

「医師の存在は特別だし、言葉にも説得力があります。全国には、医師だけでなく助産師が出前授業をしているところも。強い使命感を持って、いい話をされている方は少なくありません。しかし、『医師に丸投げ』というケースがあるんです。1年に1度、全校生徒を集めて外部講師に50分間しゃべってもらい、学校側はそれで性教育をやったことにしている。場合によっては、教員が講義を聴いていなかったりする。専門家による出前授業の必要性を本当に理解していないことがあります」

埼玉大教育学部の田代美江子教授。「出前授業をするなら、その学校が抱える課題を分かっている講師であってほしい」と話す(加藤夏子撮影)
埼玉大教育学部の田代美江子教授。「出前授業をするなら、その学校が抱える課題を分かっている講師であってほしい」と話す(加藤夏子撮影)

性教育が学校と教員を変える

 田代教授は、学校現場における性教育がどうあるべきかについて持論を展開した。

「性教育の授業づくりで必ず子どもに伝えることの一つは、『信頼できる大人に相談する』というメッセージです。学校の先生方には、その『信頼できる大人』になってほしい。そのためには、先生方が、子どもたちの知りたいことについて、誠実に応えられる大人になることが重要なのです」

 性教育が充実しているかどうかは、学校の雰囲気や校長ら管理職の姿勢によって随分、違うらしい。当然、性教育に消極的なところもある。しかし、性教育に正面から取り組むことで教員と生徒、教員同士の信頼関係は深まっていくという。

「思春期の子どもたちは、性に興味津々です。ごまかしたり、はぐらかしたりするのではなく、子どもたちが本当に知りたいと思っていることに答えられたとき、教員はやりがいを感じるはずです。それが、教育の醍醐味です。性教育は、その醍醐味を味わえる絶好の機会。子どもたちの知的要求に応えるためには、教員自身が性のあり方について、深く考え、学ぶ必要があります」

海外では複数の科目で性を扱う。田代教授らの編著『教科書にみる世界の性教育』(加藤夏子撮影)
海外では複数の科目で性を扱う。田代教授らの編著『教科書にみる世界の性教育』(加藤夏子撮影)

 出前授業を医師などに依頼するならば、事前に教員のほうから「伝え方」について提言することも必要だという。なぜなら、科学の難解な知識が生徒に伝わりにくかったり、痛みや出血などについてリアルに話し、不安にさせたりしてはいけないからだ。田代教授は「教員は講師である医師らとの信頼関係を深め、交流し、『ともに性教育をつくる』という姿勢でいてほしい」と話す。

 性教育は、保健体育の教員や養護教員だけが担うものだと思われがちだ。しかし、性教育を包括的にとらえれば、どんな教科でも性について考える機会を持つことは可能だという。 

「ある学校では国語の教員が島崎藤村の詩『初恋』と、身近なアーティストによる初恋をテーマとした楽曲の歌詞を比較して、恋愛について考えさせる授業をしました。これもまた、性教育です。学校全体で性教育に取り組み、性を恥ずかしいものではなく、大切なこととして肯定的に語ることができる雰囲気づくりこそ必要です」

学習指導要領の「はどめ規定」

 田代教授は「日本の子ども・若者が性について学べない状況はきわめて深刻」と警鐘を鳴らす。教員が、性教育を実践することに躊躇(ちゅうちょ)する原因の一つとして、学習指導要領に性教育を抑制する「はどめ規定」があることを挙げている。 

「そもそも、学習指導要領は『おおまかな教育内容』なので、各学校が児童・生徒にとって必要だと考える教育をすることはいくらでも可能です。でも、先生方が安心して性教育を実践するためには、学習指導要領の『はどめ規定』をなくし、性教育を学校教育にしっかりと位置づけることが重要。そうすれば、性教育のテキストや教材も充実していくでしょう」

 学校が性教育の指導に後ろ向きな場合、教員はどうしたらいいのだろうか。

「まず自分と同じように性教育が必要だと思っている仲間を見つける。そこからスタート。もしそういった仲間が見つからなければ、学外の講座やサークルなどで学び、そこで仲間をつくり、いつか自分の学校で実践できるように力をつけておく。とにかくあきらめないことです」

田代教授は「1人の教員の力だけでは性教育の進展は難しい」と話す。性教育についての著書多数(加藤夏子撮影)
田代教授は「1人の教員の力だけでは性教育の進展は難しい」と話す。性教育についての著書多数(加藤夏子撮影)

 性教育は「生徒が、なかなか本音を話してくれない」などと悩む教員にとって、生徒との距離を縮めるきっかけとなるのかもしれない。なぜなら、性や恋愛は誰にとっても大切で、共感できるテーマだからだ。そのためには、教員が萎縮せず本音を語ることが大切だろう。

 ネット社会の現在、生徒は性に関するさまざまな情報にさらされている。好奇心は、いつも刺激されているといっても過言ではない。また、現実的な問題として、生徒が望まない妊娠をしたり、性暴力を受けたりするケースはある。正確な性の知識を教えたり、被害から身を守る術を伝えることも必要だろう。

「寝た子を起こすな」という意見は依然としてある。教員はこれらの現状を踏まえ、中学生らに対して、どのような性教育をすべきだろうか。産婦人科医の出前授業を生かしてきた富山市の取り組みを一つの事例とし、今後の性教育のあり方を考えてみてはいかがだろうか。

■参考

・富山で性教育指導セミナー全国大会

 2018年7月29日、富山市内で「第41回性教育指導セミナー全国大会」が開催される。テーマは「現代の生きにくさに立ち向かう性教育~自立、そして恋愛へ~」。本稿で紹介した種部医師、田代教授もパネリストや講演者として発言する予定である。

※大会ホームページ

https://conv.toptour.co.jp/2018/seisemi41-toyama/

※参考文献

・日本家族計画協会/2016年1月・目で見る人工妊娠中絶

https://www.jfpa.or.jp/paper/main/000559.html

・同上/2015年11月・種部医師インタビュー

http://www.jfpa.or.jp/paper/cat84/000542.html

・現代性教育研究ジャーナル/2016年3月・種部医師寄稿

http://www.jase.faje.or.jp/jigyo/journal/seikyoiku_journal_201603.pdf

・『ティーンズの生理&からだ&ココロの本ー―娘に伝えたい』(かもがわ出版)種部医師らによる共著

・WEB RONZA/2018年5月・田代教授寄稿

http://webronza.asahi.com/culture/articles/2018042400008.html

http://webronza.asahi.com/culture/articles/2018042500002.html

・『教科書にみる世界の性教育』(かもがわ出版)田代教授らによる編著

・『国際セクシュアリティ教育ガイダンス――教育・福祉・医療・保健現場で活かすために』(明石書店)ユネスコ編集、田代教授ら翻訳

【この記事は、Yahoo!ニュース 個人の企画支援記事です。オーサーが発案した企画について、編集部が一定の基準に基づく審査の上、取材費などを負担しているものです。この活動は個人の発信者をサポート・応援する目的で行っています。】

北陸発のライター/元新聞記者

1971年富山市生まれ、同市在住。元北國・富山新聞記者。1993年から2000年までスポーツ、2001年以降は教育・研究・医療などを担当した。2012年に退社しフリーランスとなる。雑誌・書籍・Webメディアで執筆。ニュースサイトは「東洋経済オンライン」、医療者向けの「m3.com」、動物愛護の「sippo」、「AERA dot.」など。広報誌「里親だより」(全国里親会発行)の編集にも携わる。富山を拠点に各地へ出かけ、気になるテーマ・人物を取材している。近年、興味を持って取り組んでいるテーマは児童福祉、性教育、医療・介護、動物愛護など。魅力的な人・場所・出来事との出会いを記事にしていきたい。

若林朋子の最近の記事