2024年の年明け、この一年を真っ白で穏やかに過ごしたい。

お正月の食は、その年を表す。と、誰が言ったか、言わなかったか。

お節料理はもちろんですが、お正月や年初めに何を食べたい？と聞かれた際に、頭に浮かんだのが、このうどんです。

2023香川県うどんBEST10　第4位 釜あげうどん 長田 in 香の香

香川の人で知らない人はいない、でも、他県で知ってる人は少ない。まあ当たり前の事ですけど、ちなみに自分がこのお店の存在を知ったのは、テレビ番組でした。

シンプルイズベストを、日本で最も表現できている飲食店かもしれません。

東京の蕎麦屋さんだと、蕎麦つゆが少なくて、蕎麦湯で割っても風味しか出ないような、江戸っ子とは思えないセコイお店が多数あります。コスト削減すべき場所はそこではないのに、その振る舞いだけで「こんな経営者の蕎麦を食うのは、江戸っ子としてあり得ん！」と感じるものです。

でも、さすがうどん県のうどん屋さんは、

「浴びるほど、出汁を使え！」とばかりのこの器。

これは、普通のうどん麺の写真です。

でも、ちょっと心持ちを変えてみてください。

これは、年明けに最初に食べるうどんであると。

それだけで、なんか神々しく見えたりしませんか？

そして、この麺をたっぷりのつゆに、どっぷんさせます。

話は戻りますが、

「お風呂できたよ」と言われ、お風呂に入ろうとしたら、三割くらいしかお湯が張ってなく、ギリギリで身体がお湯に浸かる。そんなもてなしが、東京の蕎麦屋さんだとすると、こちらは、風呂からお湯が溢れて、蛇口を止めもせずにもてなす。これが、うどん県のもてなしと言えるでしょう。いや、言えないか。

家族や仲間で屋外スペースで、たらいに入ったうどんを皆でシャアしたら、楽しいでしょうね。

2023香川県うどんBEST10ランキング

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