孫社長が氷水の入ったバケツをかぶる
ソフトバンクの孫正義社長が氷水の入ったバケツをかぶった。
これは筋肉が委縮し、身体が動かなくなってしまう難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の認知度を上げるためのチャリティイベントだ。
アメリカのIT業界における有名人の間で広まり、ついにソフトバンク孫社長に順番が回ってきたとのことだ。アメリカではすでに、アップルCEOのティム・クック、マイクロソフト創業者であるビル・ゲイツ、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOがチャレンジしている。
指名された人は24時間以内に氷水を被るか、ALS支援団体に100ドル(約1万円)を寄付することが条件となっている(その両方も可能)。その際、次の挑戦者を3名、指名することができる。
もちろん、参加者は善意で行っており、参加を拒否することも可能だ。
孫社長は「私も氷水をかぶって身体を張って、少しでもこの難病が解決するように協力したい」とコメント。
氷水のいっぱい入ったバケツ、さらに氷の山、最後にじょうろに入った水を被った。チャレンジ終了後は、「お父さんガウン」を羽織り、会場を跡にした。
孫社長が氷水を被るとあって、会場には社員が150名以上、さらにテレビカメラも10台ほど取材に来ていた。
孫社長が挑戦し、一般メディアに露出することで、筋萎縮性側索硬化症の認知も一気に広まりそうだ。
孫社長は、昨日、ロボット「Pepper」の製造を手がけるフォックスコンのテリー・ゴウCEOから指名を受けていた。ちなみに次の3名として、ヤフーの宮坂学社長、ゲーム会社ガンホー・オンライン・ エンターテイメントの森下一喜社長、同じくゲーム会社であるスーパーセルのイルッカ・パーナネンCEOが指名された。