一人暮らしにおすすめのドラム洗濯機【ES-S7F】
一人暮らしでもそうでなくても、生活するのに必要な家電の一つである洗濯機。一度買うと7年は使えるものになるので、購入する機会がそこまでないのに購入する時は色々と比べてみる必要があります。各メーカーから10機種以上出ているので、80機種近い中から選ぶ必要があります。容量やドラム式か縦型かなどの条件があれば選びやすくはなってきますが、それでも店員に聞いてみないとわからないことも多いでしょう。そこで今回は簡単な洗濯機の選び方と、一人暮らしにおすすめのドラム式洗濯機を紹介したいと思います。
ちなみに個人ブログにて、何機種かおすすめの機種を紹介していますので気になった方はチェックしてみてください!
ドラム式or縦型洗濯機
まずはじめに悩むべきポイントとしては、ドラム式か縦型かです。ドラム式は乾燥をかけられるというイメージはあると思いますが、他にどのような特徴があるのでしょうか?ドラム式洗濯機と縦型の洗濯機のメリットを紹介していきます。
ドラム式洗濯機のメリット
洗濯から乾燥までできる
ドラム式洗濯機の1番のメリットはやはり乾燥できるところです。洗濯から乾燥までが一連の流れでできるので、一度電源を入れればノンストップで乾燥までしてくれます。干す手間が無く、乾燥機に移動する必要もないので寝ている間に洗濯を終えたりできます。
乾燥の質が高い
ドラム式洗濯機は洗濯槽が横向きについています。縦型の洗濯槽と違い、槽が回った際に衣類が上から下に落ちて撹拌されます。衣類に温風があたりやすく、ふっくらした仕上がりになります。また、衣類に風があたりやすいことから、乾燥にかかる時間も縦型よりも1時間ほど早く電気代を抑えることもできます。乾燥機能を使うとしたらドラム式洗濯機がおすすめです。
温水で皮脂汚れを落とせる
ドラム式洗濯機の上位モデルには温水洗浄機能がついています。洗濯機に内蔵されたヒーターで水を温めてくれるので、水しか出ない蛇口でも心配いりません。温水は皮脂汚れを溶かし、洗剤の酵素の働きを活性化させるので黄ばみや黒ずみ、えりそで汚れなどに効果を発揮します。お湯が出る蛇口からお湯を入れる場合、洗濯槽に溜めるとどんどん温度が下がってしまうので、効果は小さくなってしまいます。高い温度を維持できるからこそ、抜群の汚れ落ちで洗濯することができます。
節水・節電になる
ドラム式洗濯機は洗濯槽が横向きに付いているため、水を多く溜めることができず節水につながります。パナソニックの比較ページによると水道代はドラム式洗濯機が約22円、縦型が約40円と倍近く違っています。乾燥まで運転した時の電気代はドラム式洗濯機が約25円に対して、縦型洗濯機が約69円と3倍近くの差になります。毎日使った場合は大きな差になるので、ランニングコストを抑える場合はドラム式洗濯機の方がおすすめです。
ドラム式と縦型 電気代・水道代の違い | 洗濯乾燥機の賢い選び方 | 洗濯機・衣類乾燥機 | Panasonic
縦型のメリット
汚れ落ちがいい
水を多く使い、衣類がしっかりと水に浸るので汚れ落ちがいいです。水に浸ることで食べこぼしや泥汚れなどの固形の汚れに強く、お子様がいる家庭にはおすすめです。衣類がからみやすいので、傷みが出てしまいますが汚れ落ち重視であれば縦型に軍配が上がります。しかし、先ほど記載している温水機能を搭載したドラム式洗濯機であれば、縦型で落ちない汚れが落ちます。
乾燥付きと乾燥なしを選べる
縦型の洗濯機は乾燥機能がついたものと、乾燥機能がついていないもので選ぶことができます。乾燥付きの機種に比べて乾燥なしの機種は、5万円近く安く買うことができます。乾燥機能がいらない場合に価格を抑えることができるので、洗濯のみでいい場合はおすすめです。
洗濯物が取り出しやすい
これは人によると思いますが、ドラム式洗濯機の場合は洗濯物の出し入れの際、かがむ必要があるので使いにくい場合があります。縦型洗濯機でも、底まで手を伸ばして洗濯物を取り出すのが大変な場合がありますし、ドラム式洗濯機でも完全に座って出し入れする場合は苦にならないので、使う人によって変わります。設置場所や作業環境を想定して選んでみるといいでしょう。
あなたはどっちを選ぶ?
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の代表的なメリットをいくつか紹介しましたが、みなさんにはどちらの機種がピッタリでしょうか。次は具体的な機種を選ぶ必要がありますが、今回はドラム式洗濯機の機種選びについて紹介します。
ドラム式洗濯機の選び方
主な機能の違い
ドラム式洗濯機は大きく分けて2つのモデルがあります。下位モデルに当たる機種には搭載されていない機能などがあります。その機能が「洗剤柔軟剤自動投入」と「温水洗浄」「風呂水ポンプ」の3つです。「洗剤柔軟剤自動投入」は文字通りで、洗剤や柔軟剤を水の量に合わせて自動的に入れてくれる機能です。
ボトル一本分より少し大きいタンクが洗濯機についており、そこに洗剤を入れておけば洗濯時に自動投入してくれます。毎回の計量の手間がなくなるほか、水の量が少ないドラム式は洗剤の入れすぎによるカビや柔軟剤の入れすぎによる衣類の黒ずみが発生しやすいですが、それを防いでくれる効果があります。
「温水洗浄」はメリットでも紹介したもので、お湯で洗うことで衣類をきれいにしてくれます。
「風呂水ポンプ」はお風呂の残り湯を使うことのできる機能で、節水につながります。
おすすめ機能
個人的についてるのがおすすめなのは温水機能です。温水機能は普通ではなかなか落ちにくいえりそで汚れなどを落とすことができます。また、長年着て黄ばんでしまったり黒ずんでしまったりした衣類をきれいにすることができます。大切にしていた服や長く着たい服など、汚れのせいで諦めなくても良くなります。においの気になるタオルや肌着の消臭の効果もあります。皮脂汚れ以外にも落ちきらなかった柔軟剤や、洗い流さないシャワーオイルなど拭き取るタイプのボディーケア製品を使ったタオルなどに対しても効果的です。
一人暮らしにおすすめの機種
という事でドラム式洗濯機の紹介をしてきましたが、今回は一人暮らしにおすすめのドラム式洗濯機「SHARP ES-S7F」の紹介をしたいと思います。温水洗浄機能こそついてないものの手頃な価格で最低限の機能が揃っており、評価も高く設置性もいいのでおすすめのポイントを紹介していきます。
おすすめのポイント
設置性の良さ
本体のサイズはW598×D600×H1039mmと普通のドラム式洗濯機よりコンパクトなサイズなので、設置がしやすくなっています。一人暮らしの部屋でも設置できる可能性が高いです。容量は洗濯が7kg、乾燥が3.5kgと本体が小さい分そこまで多くありませんが、一人暮らし用の洗濯機の容量で売れるのは5〜6kgくらいなのでむしろ大きいくらいです。乾燥機能は3.5kgなので一人暮らしの場合2日に1回は回さないと追いつきませんが、寝てる間や出掛けている間などに終わることを考えると、そこまで気にならないと思います。
お手頃な価格
ドラム洗濯機の価格は17万円前後〜35万円前後と機能によって大きく価格帯が変わります。こちらの機種は15万円を切る程度の価格で購入することができます。ドラム式洗濯機にしては導入費用が抑えられるので一人暮らしにはおすすめです。ただ、乾燥方式がヒートポンプ方式ではないので電気代などのランニングコストは多くかかってしまうので、ランニングコストを抑えたい場合は、少し高い機種にする方がいいかもしれません。
「プラズマクラスター」による消臭機能
シャープの独自マイナスイオン「プラズマクラスター」を搭載しており、頻繁に水洗いできない衣類やアウターやスーツ、枕やクッションなどの除菌消臭をすることができます。また、プラズマクラスターはカビの発生を抑える効果があるので、洗濯槽内部のカビやにおいの対策もできます。普通の洗濯機にはない機能なので清潔に保ちたい方にはおすすめです。
いまいちポイント
ちょっと残念なところは温水機能などがついていない点と電気代が多くかかる点です。あとは容量が少なめなので、厚手の衣服が多い冬場なんかには、乾燥しても生乾きになってしまう可能性があります。小容量な機種なので、「一人暮らしにおすすめ機種」となります。
実際の声は?レビューや口コミなど
最後に実際に利用している人の声を紹介したいと思います。こちらの製品ですがマイナスな意見がほとんどネット上にはないので、いいことばかりになってしまうかもしれません。
このようにほとんどが肯定的な意見ですね!たまに使い初めにゴム臭がするというレビューが見られますが、2~3回使うと目立たなくなるようなので気にならないとのことでした。ということで今回は一人暮らしにおすすめのドラム式洗濯機SHARPのES-S7Fの紹介でした!この商品は新型のES-S7Gという機種に切り替わっていますので、在庫がなくなる前に購入する必要があります。ほしい場合はお早めに!
他のおすすめ洗濯機の情報は個人ブログにて紹介しているので、チェックしてみてください!