KDDIが+メッセージからグーグルメッセージに鞍替え? 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.564
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石川 温の「スマホ業界新聞」
2024/05/18(vol.564)
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《目次》
1.KDDIがGoogleメッセージを標準アプリとして採用へ
—-4000万人の+メッセージユーザーはハシゴを外されたのか
2. ソニーが「Xperia 1VI」で19.5:9 ディスプレイを採用
—-端末メーカーは個性的部材から汎用品で差別化する時代に
3.総務省がLINEヤフーに出資関係の見直しを行政指導
----ソフトバンクは「願ったり叶ったり」か
4.今週のリリース&ニュース
5.編集後記
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1.KDDIがGoogleメッセージを標準アプリとして採用へ
—-4000万人の+メッセージユーザーはハシゴを外されたのか
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これは終わりの始まりなのか。
KDDIは2024年5月16日、Google I/O 2024に合わせるかたちで、グーグルが提供する「Googleメッセージ」アプリをAndroidスマートフォンの標準アプリとして今後、追加で採用すると発表した。
これまでAndroid向けのメッセージアプリと言えば、+メッセージやSMSを提供してきたはずだ。
だが、2018年5月に「LINE対抗」として鳴り物入りでスタートした+メッセージではあったが、国内で4000万人を突破(2024年2月2日)というが、メジャーなメッセージになっているかといえば、相当、微妙だ。自分のアプリを見ても、iPhoneを使っていない広報担当者や一部のテレビ局関係者との連絡手段にしかなっていない。
そんななか、KDDIは+メッセージにプラスするかたちでGoogleメッセージを標準メッセージアプリとして提供するとしたのだ。
そもそも、3キャリアでは+メッセージが標準搭載されているが、GoogleメッセージをインストールしてRCSとして利用することは可能だ。Androidスマートフォンでは+メッセージとGoogleメッセージ、どちらをメインで使っていくかを選べるようになっている。
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