【佐久市】奈良県大和郡山で創業70年のコロッケ屋さん2号店が北中込に誕生して一か月経ちました!
店主・福島さんは大学進学とともに長野を離れ奈良県大和郡山市に住み、卒業後は警察官として関西で勤務されていました。奈良県は祖父母から約70年続くコロッケとカツの専門店「ころっけのハヤシ」を現在は福島さんのいとこが三代目として継いでいて、自らも長野の地元の方に慣れ親しんだこの味を知って欲しいと「ころっけのハヤシ」2号店として先月11日に開店。私も食べてとても美味しかったので、開業から一か月経ったところでお客さんの反響や手応えを聞きました。
「ころっけのハヤシ」はどこにある?
皆さんは小海線に乗って佐久医療センターや佐久市役所へ行ったことはありませんか。大多数は車だったとしても、これら二つの最寄り駅である小海線北中込駅前ロータリーのすぐ南側の踏切は通過した人は多いはず。先月オープンしたばかりの「ころっけのハヤシ」はそのすぐ近くにあります。
お品書きを見てみたい
看板に「ころっけ」とある以外にも、「ハムカツ」「ミンチカツ」などお馴染みのメニューもあれば、「牛かつ」や「蓼科産豚かつ」などこだわりのありそうなメニューもありますね。
「ころっけのハヤシ」の味を教えてください
このお店を出すにあたってメニューは大和郡山市の祖父母から続く店のものと基本的には同じです。唯一「蓼科産豚かつ」については仕入れるお肉屋さんから勧められて自分でも満足できるものだったので、蓼科産にこだわったものにしています。
祖父母の店も専門店で持ち帰りの店舗でして、このお店もその形態に倣っています。ご注文をいただいてから揚げますので、温かいものをお持ち帰りいただけます。
味も祖父母のレシピで変えていません。下味をしっかりつけていますので、まずはそのままでお召し上がりになってみてください。
皆さん、味が知りたいですよね。私はもう美味しいと知っているのですが、とにかく揚げたてがいただきたくって家まで我慢できません。
適度な塩味とじゃがいもの味がしっかりしていて、お味は申し分なし。ソースはお好みですが、個人的には無しで十分いける味です。サイズは小ぶり。そもそも90円のお手頃価格なので、小食の人は1個、普通の食欲なら2個、揚げ物お好きな方ならそれ以上と、お腹の具合に合わせて追加すればいいでしょう。
午後1時を過ぎてから取材にお邪魔しましたが、その合間も来客が絶えません。
開店から一か月で、最初は物珍しさから初見のお客さんが多かったのが、徐々に2回目、3回目のお客さんが増え、手応えを感じているそうです。
メニューによって売り切れる場合はありますかと尋ねると、午後6時くらいには品切れのものもあったりしますとのこと。まだ開店一か月で「天気や気温でお客様がどうお買い求めになるか日によって全然違います」と、手探りな部分がまだあるようですね。
開店にあたり、旧長野県臼田高校弓道部の同窓生から贈られた開店祝いの花輪のミニチュアと警察官時代の同僚から贈られた楯を大事に飾りながら営業をされている福島さん。
いずれ1年2年と経つ頃にはこのカウンターも少しずつ奈良のお店のように揚げ油の色が薄っすらついてくるよう頑張りたいと、開店一か月で手応えを少しずつ感じているようでした。
【ころっけのハヤシ店舗情報】
●住所:長野県佐久市中込3444
●営業時間:11:00~ ※数に限りがあるため、売り切れ次第終了
●定休日:日曜
●駐車場:約15台