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【日光】ミシュランキー獲得!「鬼怒川渓翠」で極上の休日を満喫!

フルリーナYocライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市・益子町・那須町)

鬼怒川温泉の喧騒を離れた渓谷沿いに佇む「鬼怒川渓翠」は、鬼怒川の自然をホテル内に取り込み温泉や美食を堪能できるゴージャスな会員制ホテル。その一部の客室は会員以外でも宿泊できるって知っていますか? 一般ゲストでもたっぷりと堪能できる多彩な魅力は、「ミシュランキー」の 1ミシュランキーも獲得!ミシュランキーは2024年4月に新たに創設・発表された優れたホテルの指針となるもので、鬼怒川温泉では唯一のキー獲得ホテルとなっています。特別な日の想い出に、自分へのご褒美に、ぜひおすすめしたいホテルです。

会員制ホテル棟と一般ゲスト棟に分かれるホテル

「鬼怒川渓翠」は、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」の中でも、より上質な寛ぎのリゾートステイを楽しめるVIALAシリーズのホテル。東京以北では初のVIALAシリーズとして、2022年12月に開業しました。ホテルや客室に居ながらにして、鬼怒川渓谷の自然に抱かれ、非日常のプライベートな寛ぎの時間を過ごせます。

人にやさしい心配りのエントランス

ホテルへのアクセスは東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」からウェルカムバスで約10分。「東武ワールドスクウェア」から徒歩約5分の位置にあります。

ホテルの外部内部共に、栃木県特産の大谷石や杉などが使われ、栃木の自然を存分に感じられる造りになっています。駐車場や入口からは、車が走行する道とは別のスロープの歩道があり、小さいお子さんやベビーカー車いすでも安心安全!

エントランスを入り左側がチェックインカウンター。

渓谷の自然を取り込むロビーラウンジ

エントランス正面は渓谷を目の前にするロビーラウンジ。吹き抜けになっている2階部分まで広がるピクチャーウインドウに、四季折々の渓谷の自然が映ります。

ピクチャーウィンドウの前にある一枚板のテーブルに座ると、渓谷の自然を眺める劇場のよう。

自然に抱かれる2つのテラス

鬼怒川渓翠には1階と屋上に鬼怒川の自然を満喫できる2つの美しいテラスがあります。

1階ロビーラウンジの外にあるのは「KINUGAWA TERRACE」。ファイヤーピット、水の流れのスクリーンがあるステージ、フラワーガーデンなど、様々な趣向を凝らしたテラスのエリアを回遊できるようになっています。不定期の特定日には、ステージでコンサートが行われることも!

こちらの写真は上階から見下ろしたKINUGAWA TERRACE。渓谷の景観と見事に一つになっています。鳥の声を聴きながら爽やかな風を感じて寛ぐひと時、星空の下でファイヤーピットを囲んで語らうひと時・・・思い出を紡ぐ旅時間を、鬼怒川の自然が優しく包みます。

こちらは 屋上にある「THE VIEW TERRACE」。鬼怒川渓谷を眼下に、夜には星空を見上げながら、ゆっくりと流れる美しい時間を楽しめます。

THE VIEW TERRACEには、リクライニングチェアも置いてあり、お風呂上りや、星空ウオッチングに最高です。

自家源泉を引き込んだ「温泉大浴場」ドライサウナやミストサウナも!

温泉大浴場と全客室の露天風呂、温泉家族風呂(3300円/1時間)では、自家源泉の温泉を楽しめます。温泉大浴場には内湯・露天・ミストサウナを備えた浴場と、内湯・露天・ドライサウナ・水風呂を備えた浴場があり、夜と朝で男湯と女湯の入れ替え制となっています。

脱衣所にはベビーベッドも備えられ、シャンプー、トリートメント、スキンケアのアメニティーはロクシタンのライン。温泉ラウンジも、ゆったりとした造り。

無料のランドリーやマッサージ機も備えられています。

内湯・露天共に自家源泉「釈迦の湯」を引き込んでいます。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、お肌に優しい美肌の湯です。洗い場も一人一人仕切りがあるタイプで快適。シャワーヘッドはReFaを採用しています。

季節それぞれに美しい露天風呂では、萌える若葉・深い緑・紅葉・雪景色など、美しい景色を目の前に名湯鬼怒川温泉を楽しめます。フレッシュな高原の空気を吸いながらの露天風呂は最高の贅沢!

こちらはミストサウナ。ゆったりと広い空間なので開放感も抜群。ドライサウナも水風呂もゆとりのある造りになっています。

上質なホテル時間をプライベートに楽しむ

客室は会員の客室棟と10室限定の一般ゲスト棟が、共有エリアを挟んで左右に分かれており、エレベーターも別になっているので、会員も一般ゲストも、それぞれに気兼ねをせずにホテル時間を楽しめます。

鬼怒川の自然を取り込む、心地よい空間

デラックスツイン 写真提供:鬼怒川渓翠
デラックスツイン 写真提供:鬼怒川渓翠

一般ゲスト棟の客室は「デラックスツイン」と「デラックス和洋室」。上の写真はデラックスツイン。59平米の広さがあり3名まで泊まれます。

デラックスツインのリビング
デラックスツインのリビング

全室共に渓谷の自然が目の前に広がり、他のホテルや建物などが見えないため、安らぎに満ちたプライベートステイを堪能できます。ソファやテーブルなど、こだわり抜かれた備品の一つ一つも、上質なホテル時間を演出してくれます。

デラックス和洋室 写真提供:鬼怒川渓翠
デラックス和洋室 写真提供:鬼怒川渓翠

こちらはデラックス和洋室。76平米の広さがあり、4名まで泊まれます。

こちらは全室に備えられているバルミューダのBluetoothスピーカー。スマホとつないで使えます。とてもいい音で、こういう備品があるのもさすがです。

クローゼットルームも十分な広さ。作務衣・丹前・風呂敷バッグが備えられています。

ウェルカムドリンクも豊富で、特にお酒の充実度がすごい! エビスビール、芋焼酎、ワイン(赤・白)、そしてウィスキーはなんとジョニーウォーカー! お部屋にはアイスペールやワインオープナー、ワイングラスも用意されています。お部屋で温泉を楽しんだ後に、テラスで無料でおいしいお酒を楽しめるなんて、最高すぎます。

全室のテラスに設えられた、自家源泉の温泉露天風呂

鬼怒川渓翠の全客室には、自家源泉を引き込んだ温泉露天風呂が設置されています。お湯がいっぱいになると自動で止まるのでとても便利。

客室側に脱衣所、シャワールームがあり、シャワールームからテラスの露天風呂部分に出られます。

露天風呂が設置されたテラスにはテーブルと椅子も置かれているので、そのまま外気浴スペースにも! フカフカのタオル生地のバスローブも備えられています。

お部屋のバスルームのアメニティーも、シャンプー・コンディショナー・スキンケアセットがロクシタンのライン。 さらになんと、宿泊者にはロクシタンのギフトBOXが付いているんですよ。これは嬉しいですよね。

レストラン「炅」旬の食材を薪火で楽しむディナー

鬼怒川渓翠のディナーとモーニングは、『火・発酵・自然』をコンセプトとしたレストラン「炅(けい)」で。

レストラン内部 写真提供:鬼怒川渓翠
レストラン内部 写真提供:鬼怒川渓翠

夜はオープンキッチンの大谷石の釜の、赤々と燃える薪火でグリルする薪火料理のコースを、朝は発酵料理を取り入れたヘルシーで豪華なハーフビュッフェのモーニングを楽しめます。

ディナー一例    写真提供:鬼怒川渓翠
ディナー一例 写真提供:鬼怒川渓翠

ディナーでは、地元 栃木の土や木材から生まれた味わい深い器の上に、地元の逸品素材を用いた料理が彩り豊かに盛り付けられます。2ケ月毎に変わるコースはカウンターコース HINOHO・テーブルコース KUNUGI(椚)・テーブルコース KONARAの3コース。お子様には2種類のコースが用意されています。

前菜のプレートに使われている一枚板のプレートは、なんと日光東照宮の御神木が使われているんですよ!

個室も2部屋あるので、大人数のゲストは予約時に相談してみてくださいね。

(夕食時間:17:30/19:50)

また、ディナーと朝食は、低アレルゲンのメニューやルームサービスのメニューもあり、さらにランチはテイクアウトのメニューもあります。

ヘルシーでフォトジェニック! ハーフビュッフェのモーニング

朝のレストラン「炅」は、夜のゴージャスな雰囲気から一転して、緑が窓一面に映る爽やかな明るい雰囲気に。

朝食メニューは選べる和朝食または洋朝食+ハーフブッフェ。レストランのコンセプトでもある「発酵」を取り入れたヘルシーな小鉢・小皿料理とメインのお料理が並びます。和朝食・洋朝食ともに、日光名産の湯波や頂鱒など、日光市が誇る逸品食材の味も楽しめます。

ハーフブッフェには、リンゴジュースやハーブウォーター、フルーツヴィネガーなどの他、スムージーや千本松牧場のミルクコーヒーなど、多種多様なドリンクが並びます。

こちらの写真はサラダブッフェ。テレビなどでも紹介されているカキヌマファームの高糖度フルーツトマト「とまおとめ(R)」など、地元が全国に誇る新鮮野菜が並びます。数種のドレッシングの他にワインビネガーやエキストラバージンオイルも置かれ、自分スタイルでサラダを楽しめるのも嬉しいところ。

クロワッサンのサクッとした口当たりや、フワッとしたホテルロゴ入りパンもおいしいですよ。

デザートは千本松牧場のヨーグルト、茨城県産の生ハチミツ、自家製ジャム、本日のデザート、日光きすげ鶏卵のプリン、無添加ドライフルーツ、フレッシュフルーツなどが並びます。

この日の「本日のデザート」は、香り豊かなコーヒープリン。レギュラーメニューの「日光きすげ鶏卵のプリン」や「千本松牧場のヨーグルト」は、卵やヨーグルトの素材の美味しさがストレートに感じられます。

この日のフレッシュフルーツは、パイナップルと巨峰とスイカ。スイカは種まで食べられる品種。種がない巨峰は知っているけれど、種を食べられる品種もあるんですね。

※朝食のセットやハーブブッフェの料理などは、旬の食材を使うため、季節によって変わります。
(朝食時間:7:30/8:00/8:30/9:00/9:30)

セレクトが素晴らしい「SHOP 会」栃木の逸品が勢ぞろい

食後はレストランに併設されたライフスタイルストア「SHOP 会」へ。

レストランで使っている一部食器や食材、総料理長監修のホテルオリジナルブリオッシュやパウンドケーキなども販売しています。

このショップは商品のセレクトが素晴らしく、栃木県無形文化財保持者の日下田正氏の藍染や、日光市のお隣・鹿沼市の伝統工芸「鹿沼組子」、千本松牧場や日光醤油「誉」など栃木県の逸品が揃います。

鬼怒川の自然・温泉・美食を満喫する極上ステイ

写真提供:鬼怒川渓翠
写真提供:鬼怒川渓翠

鬼怒川温泉中心部の喧騒を離れ、美しい自然と温泉、美食を満喫できる「鬼怒川渓翠」。特別な日に、ゆっくりと体も心も癒したい時に、ぜひおすすめしたいホテルです。

住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原334-1
電話番号:0288-70-1234
公式サイト:https://www.resorthotels109.com/kinugawa-keisui/
アクセス:東武鬼怒川線「東武ワールドスクウェア駅」徒歩約5分
     鬼怒川温泉駅より無料シャトルバス 約10分
     車でのアクセス:東北自動車道・今市ICより国道121号線約20分

取材・撮影協力:鬼怒川渓翠

ライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市・益子町・那須町)

自然と美味しいものが大好き。92歳のばばちゃまをのせた車いすを押して、心に響く風景や美味しいものを求めて、あちこち出没しています。Yahooエキスパート、日光市観光協会公式WEB「日光旅ナビ」、トラベル.jp、その他多数の旅行・グルメ情報webサイトに寄稿しています。

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