京都市の中心部の四条通地下道で始まった「京都西山はいいぞ！フォトコンテスト入賞作品写真展」を観賞しようと2024年2月15日に訪れました。

　阪急烏丸駅と京都河原町駅を結ぶ四条通地下道は、絵画や写真の展示などの文化的な活用により活性化を図っています。任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」の世界を表現した壁画の常設掲示などもあります。高さ約2.8メートル、長さ約100メートルの壁画は、四条通地下道10番から11番出入口付近の南北壁面に描かれています。

　この取り組みは、四条繁栄会商店街振興組合、阪急電鉄株式会社、京都市で構成する四条通地下道活性化推進会議による四条通地下道活性化の一環です。地下道を色彩豊かな空間に変えて活性化を図る狙いで、音楽も流れており、さながらゲーム内に入り込んだ気分を楽しめるようになっています。

　壁画には、マリオやルイージ、クッパなど、実際のゲームに出てくるキャラクターの姿が描かれています。両側の壁一面にマリオとルイージをはじめとする「スーパーマリオ」の人気キャラクターたちが勢ぞろい。地上ステージ、地下ステージ、水中ステージ、クッパ城など見ているだけでワクワクしますね！

　京都市西京区では歴史・文化的な繋がりが深い向日市、長岡京市、大山崎町と連携して、「京都西山」エリアの知名度向上と、同エリアを訪問するきっかけを提供するために、2023年7月22日から12月10日まで「京都西山はいいぞ！　フォトコンテスト」を開催していました。

　主催する京都市（西京区役所洛西支所地域力推進室総務・防災担当）では、2024年1月29日に、同コンテストに2573点もの応募があり、京都写真家協会による厳正な審査の結果、京都西山の各エリア賞及び各賞、入賞作品の合計100作品が選ばれています。

　今回選ばれた美しい作品を多くの人に観覧してもらい、京都西山の魅力を感じてもらいたいとして、「京都西山はいいぞ！フォトコンテスト入賞作品写真展」が開催されています。展示期間は2024年2月15日（ 木 ）〜2024年3月31日（ 日 ）まで。展示場所は、四条通地下道の11番出入口（四条麩屋町通付近）から14番出入口（四条堺町通付近）までの柱の壁面。入賞作品100点がすべて展示されています。

　他にもNTTdocomoによる赤ちゃんたちの巨大フォト壁画も続いています。これまで殺風景で、夜になると特に女性一人では歩きにくいなどの声もあった四条地下道ですが、一気にパッと明るい雰囲気に包まれています。ぜひ訪れてみてください。

四条繁栄会商店街振興組合（外部リンク）京都市下京区四条通麩屋町西入立売東町24　みのや四条ビル　075-221-2408

京都市　西京区役所洛西支所地域力推進室総務・防災担当（外部リンク）075-332-9185