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【東広島市】多様なスパイスカレーをあいがけで賞味できます!副菜は和洋折衷!

中本祥二地域発信ライター(東広島市・三原市)

先月、フレンチレストランの「カズマルヤマ」のランチ営業として、「スパイスカレー MIKATSUKI」がオープンしましたので、お伺いしました。

お店は西条地区から八本松方面へと国道486号線を走らせて、白牡丹酒造の前を通り過ぎてすぐの地点を左折し、小高い丘を登った所にあります。ゴルフ練習場の「西条ヒルサイドゴルフ」の建物の中にあります。

洒落たドアの向こうに、開放的な空間がやって来ます。

大きな窓からは緑一杯の風景が広がり、その先に街並みが眺められます。メニューを注文して待っている間に耳に入るアップテンポの洋楽BGMは活力あふれる雰囲気を醸し出します。

看板メニューは「渾身のチキンカレー」、「ピリッと花椒・瀬戸内ポークバラ肉の麻婆カレー」、「シーフードとバジルのマサラ・モッツァレラ添え」。その3種の中からよりどり2種をあいがけ(税込1280円もしくは1380円)できますし、3種全部がけ(1440円)もできます。折角の機会ですので後者を選びました。

やって来たのは直径30センチぐらいの大きなプレートに乗ったカレー!店員さんが食材を丁寧に説明してくれました。副菜はナスの辛し和えやウリ、オクラ…。など和洋の食材折衷です。

メニュー表で案内されていた、あいがけカレーの食べ方のコツは、まずそれぞれのカレーを食べる。そして副菜を加えて食べる。最後にルーを混ぜて食べる、です。それぞれのカレーはフルーティーかと思えばコクがあったりと、多様な味です。副菜はコリコリ食感のピクルス、ネバネバなオクラにドライトマト、味わい豊かなジャガイモなど数多いです。和洋折衷なその副菜たちが見事に調和して、スパイスの風味がよく利いたカレーを一層味わい豊かにします。

他のメニューとして、峠下牛(竹原市名物)を使用の欧風カレーやキーマカレーもありまして、気になってしまいます。またの機会に賞味したいと思います。

にこやかなオーナーシェフさんは、大手航空会社が運営のレストランで長年修業をした、フレンチ料理の専門家です。スパイスカレーは近年東京や大阪で広まっているそうですが、ここ東広島でも広めたいとの思いで開業しました。数多くの食材を適材適所に散りばめるフレンチ風の手腕を生かした、このお店ならではのオリジナルなスパイスカレーが広まってほしいと願うばかりです。

(了)

文・写真 中本祥二

スパイスカレー MIKATSUKI

広島県東広島市八本松東1丁目1-12
営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー同じ)
定休日:水・日曜日
お問い合わせ先:082-426-3382
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地域発信ライター(東広島市・三原市)

東広島市に居住しております。フリーライター、「芸備線ディスティネーション協会」会長、小売店アルバイト店員。日本経済新聞コラム「私見卓見」や無印良品Webマガジンに寄稿致しました。東広島・三原の良いお話を発信してまいります。※日経新聞以外に以下新聞の投稿欄に掲載いただけました。中国新聞、北海道新聞、徳島新聞、熊本日日新聞、人吉新聞 ※安芸太田町のNPO法人賛助会員・島根県邑南町の地域おこし団体会員・世羅町と長野県の広島東洋カープファンサークル会員。

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