いちごは「パックのまま、保存しないで!!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんは「いちご」好きですか?
実は…昔はイチゴの旬は「春(3月から4月)」でした。しかし、現在は「冬(12月)」から店頭に並び始めます。冬からいちごを収穫する1番の理由はクリスマスに合わせる為です。
そして、この寒い時期にいちごを収穫できるようになったのは、品種改良や、ハウス栽培の技術の向上にあります。いちごが乗ってないクリスマスケーキなんて嫌ですよね…!!
この時期に出回るいちごは「春いちご」と呼ばれます。
春いちごは冬のいちごと比べて、酸味が強く、小粒で可愛らしいのが特徴的です。
そして、もう1つ大事なことがあります。それが「保存方法」です。気温が高くなってくると、劣化のスピードが早まります。正しい方法で保存をする必要があるのです。
今回は、その保存方法を分かりやすく解説したいと思います。春いちごが好きな方はぜひ最後までお付き合い下さい!!
今回の目次
- パックのまま保存しない!
- いちごを長持ちさせるには?
- いちごの美味しい選び方
- まとめ
パックのまま保存しない!
スーパーで購入したいちごをパックのまま冷蔵庫に入れて保存していませんか?
パックのまま冷蔵庫に入れたくなる気持ちは分かります。しかし、これはNG行為なのです!
ご存知でしょうか?いちごは乾燥に非常に弱い食べ物です。市販のいちごパックは完全には密封されておらず、大きな隙間が前後に存在します。空気に触れた状態だと、劣化が急速に進んでしまいます!
そして、パックのイチゴにはもう1つ大きな欠点があります。それは「いちご同士の重みで潰れて傷みやすくなる」ことです。そうなんです、パックの状態だとまさにいちごにとってWパンチです(泣)
いちごを長持ちさせるには?
では、いちごを長持ちさせるには…どんな方法で保存をすれば良いのでしょうか?
今回、使用するのは「タッパー」です。
① タッパーの底にキッチンペーパーを敷く。
② ヘタが下になるように並べて入れる。
③ キッチンペーパーを上からかける。
④ 冷蔵室で保存する。
大事なポイントは2つあります。
★食べる直前まで洗わない
★野菜室でなく、「冷蔵室」で保存する
※保存期間:約5~6日
いちごの美味しい選び方
せっかくなので、最後に「いちごの美味しい選び方」をお教えしたいと思います。見るべきポイントは3つあります!
色:全体的に赤みが均一なものは成熟している証拠です
サイズ:大きいいちごは1番最初に実った「1番果」の可能性が高く、そして1番果は甘いと言われています。
ヘタ:ヘタが反り返るほど先端までピンと立っているものは鮮度が良い証拠です。
まとめ
- いちごはパックのまま保存してはいけない
- いちごは乾燥に非常に弱い
- 保存する際はタッパーを活用し、食べる直前まで洗わない
- 美味しいいちごは「色」・「サイズ」・「ヘタ」を見る
【もっと勉強したい人へ…】
「もやしの寿命を2倍にする裏ワザ」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!