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GW前に知っておきたい神戸と横浜の違い ウォーターフロント編【横浜市】

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

神戸と横浜は似ている。いや、もちろん違いはあるけどね?確かめた結果は…。前後編でお届けする企画、まずは青く美しい港と楽しいスポットの「ウォーターフロント編」。いざ新幹線に乗って、新横浜から新神戸へ!

※記事内の写真は、すべて神戸市内で撮影したものです。横浜の写真ではありません。対応する横浜市内のスポットについては、記事中にリンクを貼りました。比べて楽しんでいただければ幸いです。

シェアサイクルはコベリン(ベイバイク)

シェアサイクルの「コベリン」に乗って出発だ!60分165円~(2024/4現在)でレンタルできる電動自転車だ。

横浜で「ベイバイク」(30分165円~、2024/4現在)を乗りこなしている筆者にとっては、使いやすいことこの上ない。神戸・横浜ともにドコモ・バイクシェアが参画しており、同じ公式アプリで利用可能なのだ。

コベリンで港の方へ向かう。

Google Mapより
Google Mapより

ああ、神戸らしい風景。目の前に広がる海、豪華客船、そしてボートの観光。

港にあるはポートタワー(マリンタワー)

港に臨むタワーは「神戸ポートタワー」(1963年竣工)。「横浜マリンタワー」(1961年竣工)が海から一本道路を隔てて立っているのに対し、神戸ポートタワーはより海に近い。なお工事休館していた神戸ポートタワーは、2024年4月26日にリニューアルオープンする!(ちなみに、横浜マリンタワーも2022年にリニューアルオープン済)。

丸いフォルムの神戸メリケンパークオリエンタルホテル(ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル)

半月形っぽいホテルは「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」。一瞬「ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル」かと思ったが、勘違いだった。

神戸メリケンパークオリエンタルホテルは1995年7月開業、「海からせり上がる白い波をイメージした、なだらかな流線型のデザイン」だ。ちなみに横浜のグランドインターコンチネンタルは「海に浮かぶヨットの白い帆をイメージした外観」で、1991年8月開業(デザイン説明はいずれも各ホテルのホームページより)。

赤レンガといえば神戸煉瓦倉庫(横浜赤レンガ倉庫)

さて、「神戸煉瓦倉庫」(神戸ハーバーランド)で一息つこう。

そう、これは「横浜赤レンガ倉庫」ではない。

神戸煉瓦倉庫は明治31(1898)年に建設され、1987年まで貨物の積み下ろしや一時保管のための施設として使用されていた。

他方、横浜赤レンガ倉庫は明治44(1911)年に竣工、「横浜税関新港埠頭倉庫」として使用され、1989年に倉庫としての役目を終えた。いずれも歴史的なレンガ建築物をショッピング街・飲食店として再活用したものだ。店舗数は横浜のほうが大規模だ。

観覧車だ!モザイク大観覧車(コスモクロック21)

神戸煉瓦倉庫と同じエリアに、観覧車だ!カラフルな「モザイク大観覧車」。横浜の「コスモクロック21」ではないので、中央に時計はない。一つのゴンドラあたりの定員が、神戸は4名、横浜は8名。

大人気の神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール(横浜アンパンマンこどもミュージアム)

神戸にはアンパンマンのミュージアムがあってだな(神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール)。

横浜アンパンマンこどもミュージアム」と違うのは、観覧車との距離がものすごく近いということだ!

子供はもちろん、大人にも大人気。なおGW中(4/27(土)~5/6(月))に「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」に行く場合は、「日時指定WEBチケット」の事前購入をおすすめしたい。

アミナコレクション(欧州航路、Kahiko)の活躍

海沿いに広がるショッピング施設、「umie(ウミエ)」。ここにアミナコレクション(横浜市中区)が展開する店舗を見つけた。「欧州航路」「Kahiko」など、横浜でもお馴染みの雑貨店だ。

観光地で温泉に 神戸ハーバーランド温泉万葉倶楽部(横浜みなとみらい万葉倶楽部)

そうそう、神戸では「万葉の湯」はビルの中にある(神戸ハーバーランド温泉万葉倶楽部)。間違っても路面店を探してはならない(「横浜みなとみらい万葉倶楽部」)。

観光で疲れた足を癒すには最適。神戸でも横浜でも、いい所に癒しスポットが用意されているというわけだ。

横浜から出かけた身にとって、神戸は妙に落ち着く。旅に来た興奮はありながら、どこか馴染んだ感じを覚えるのだ。神戸の街をキョロキョロとしながら、記事は後編に続く。

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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