世界に挑むカーリング日本代表チームと、今季のミックスダブルス強化委員会推薦6ペア発表
日本カーリング協会(JCA)は9日、理事会を開き、今季の日本代表についての確認と発表を行った。
11月にカナダ・ケロウナで開催されるパンコンチネンタル選手権に日本代表として男子はSC軽井沢クラブ、女子はロコ・ソラーレを派遣する。また、男子のフィフスは臼井槙吾(KiT CURLING CLUB)が務める。
また、来年2月末に軽井沢で開幕する日本ミックスダブルス選手権に出場する、強化委員会推薦チームも併せて発表された。
以下の6ペアと、昨大会優勝の松村千秋(中部電力)・谷田康真(北海道クボタ)、準優勝の小穴桃里(小穴鋳造所)・青木豪(札幌国際大学)の計8ペアが地方予選なしで本戦に挑むことになる。
上野美優、山口剛史(SC軽井沢クラブ)
小野寺佳歩、前田拓海(フォルティウス/ロコ・ドラーゴ)
中島未琴、臼井槙吾(北海道銀行/KiT CURLING CLUB)
三浦由唯菜、佐々木彩斗(札幌国際大学)
仁平美来、清水徹郎(北海道銀行/北海道コンサドーレ札幌)
田畑百葉、阿部晋也(北海道銀行/北海道コンサドーレ札幌)
上記ペアの選出に関してはJCAの定める強化指定選手を中心に、昨年までの活動実績や成績などを考慮した上で希望するペアが今季の活動が始まる前に、「ミックスダブルス強化委員会推薦チーム選考合宿」を行い試合形式の合宿で決定したようだ。時期や試合結果などについては一切、明かされていない。
JCAの強化委員会はその事業計画の中で「最大の目標は、カーリング日本代表チームがオリンピック冬季競技大会、世界カーリング選手権大会において金メダルを獲得すること」と明文化している。
今季から世界的に2026年ミラノ・コルティナダンペッオオリンピック出場権をかけた国同士のレースがはじまり、同時に国内でも日本選手権の結果が日本代表候補の選考に大きく影響を持つことになる。
上記の選手から金メダリストが誕生するだろうか。あるいは、ここに名を連ねていない新星が駆け上がっていくのだろうか。勝負の2023/24シーズンがいよいよ本格化していく。