幸せを運ぶ秋の香りの秘密!金or銀あなたの好みはどちら?【農業女子歴15年が伝授】
秋の風物詩として有名な「香りがただよってくる」植物といえば、やっぱり「金木犀(きんもくせい)」です。ちょうど今、フワッとかおってくるのが、幸せな気分にさせてくれます。農作業してても、どこからともなく香りが来るとうれしくなります。
金木犀(きんもくせい)
金木犀(きんもくせい)は、漢字で「木犀」と書きます。由来は、樹の皮が動物の犀(サイ)の肌に似ているからと言われています。たしかに、よく見るとちょっと皮がザラザラしてて、納得します。花は、あざやかな「オレンジ色」をしていて、乾燥させてお茶として飲むこともできます。甘い香りが強く、そのまま煎じて飲んだり、紅茶などに混ぜて飲むのもおすすめです。さらには、この花をフレッシュのままジャムにしたりして食することもしています。香り高いので、そのジャムを紅茶に入れるとまた違った味わいで最高に香り高いお茶で幸せになります。
銀木犀(ぎんもくせい)
実は、金木犀だけを知っている人が多くて、銀木犀があることを知っている人が少ないのがちょっとさみしいのも事実です。私は小さいころから庭木で、銀木犀があったので、金木犀よりも親しみがあったのですが、大人になってから「ぎんもくせい」を知らない人が多いことに驚きました。金木犀よりも、香りがやさしく香ります。見た目は、全然違って、花は白、もしくは白ぽいクリーム色の花なので、みればすぐにわかります。ただ、こちらは色が白いため乾燥させて使うと、色が黒ぽっくなりきれいなお茶にはなりません。さらに、もともと金木犀よりも香りがやさしいので、乾燥させてもそこまで香りが残らないので、加工品にはむいてない印象です。
どこかで香りがただよってきたら、樹を見つけてみてください。金or銀どちらの香りなのか、じっくりチェックできる最高の時期です。
※この記事には個人の見解を含みます。
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