春になるとグリーンに穴が空いてるのはなぜ?パッティングへの影響は?エアレーションについて詳しく解説!
この時期になると各地のゴルフ場でグリーンに穴が空いていることが多い。
これはエアレーションと呼ばれるものだ。エアレーションの目的は穴をあけて土を取り除くことで、ゴルファーによって踏み固められた地面を軟らかくし、芝の根の成長スペースを確保することだ。 同時に根に酸素を供給し、芝の健全な育成を促進する。
エアレーションは主に春先や秋口に行うことで、年間を通して良いグリーンの状態を保つことができる。
ではエアレーションをしているグリーンではプレイにどのような影響があるのか?
まずエアレーションを行っていると、グリーンの硬さが柔らかくなる。そのためアプローチやショットでは球が止まりやすくなる。
そしてグリーンの速さは遅くなることが多い。またボールの止まり側のスピードが遅くなった時に、穴ぼこの影響を受けて真っ直ぐ転がりにくくなる。そのためパッティングではいつもより強気の攻め方をした方が、良い結果が望まれやすくなる。
エアレーションはプレイするゴルファーには好まれないことが多いが、ゴルフ場の管理の面から見るとどうしても行わないといけない作業だ。
本記事を参考にエアレーションに関する最低限の知識だけは持って、この時期のグリーン攻略の役に立ててほしい。
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