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財布を持たなくなって5年は経つけど不便を感じたことはない

ばんかWebディレクター/ITツールエバンジェリスト

昔は長財布を使っていたんですけどね。もうかれこれ5年以上は財布を持っていません。

さすがにまったく現金をもたないってわけにもいかないので、少量のお札は持つようにしていますが、現金はそれだけ。あとは数枚のカードを携帯するだけで。

この生活を始めてから、ポケットに入れるアイテムがひとつ減り、身軽で快適。もうこれからも「財布」と呼ばれる、お金とカードを携帯するためだけのアイテムは使わないと思います。

キーケースとiPhoneだけで安心して外出できる

いまの私が、外出先に必ず持ち出しているのは、この2つ。キーケースとiPhone(MOFT X)です。

このキーケースが、私にとっての財布代わりです。

キーケースは三つ折りになっていて、カードが数枚と、お札が数枚入るだけのスペースがあります。コインケースもあるので、少量のコインであれば入れられます。

常備しなければならないカードが、どれだけ厳選しても6枚ぐらいにはなってしまうのが課題。やむなくキーケースとiPhoneに3枚ずつ分散させて携帯しています。

iPhoneの背面には「MOFT X」というスタンドグリップを装着。iPhoneを持ったときのグリップにもなり、スタンドにもなる優れたガジェットですが、加えてカードが3枚ほど収納できるポケットが付いています。

このキーケースとiPhoneを組み合わせれば、ほぼ100%の買い物で不便はしません。

支払いの基本はiPhone!現金対策も忘れない

支払いは基本的にiPhone。Apple Pay・Suica・PayPayの3種を、購入したものに応じて使い分けています。

これら3つでほとんどの支払いが可能ですが、使えなかった場合のためにクレジットカードは持ち歩いています。

「現金払いのみです」といった場合は、やむを得ないのでお札で支払います。ただ、じゃらじゃらと小銭を持ち歩くのが嫌なので、コインケースの中身は、家に帰るなり貯金箱にすべて流し入れます。

こうすると、常にカードとお札だけを所持している状態になり、常にスッキリとした気持ちでいられます。

チャージ式なら予算管理も簡単で便利

「お金が減ってる感覚を持ち続けないと怖いから、現金払いはやめたくない。電子マネーに集約したくない」という方には、チャージ式がオススメ。私だとSuicaですね。

チャージ式は、制限なく支払えるわけではなく、チャージした分だけ利用できます。支払うたびに残高が減っていくのが目でみて判断できますし、肌で実感できます。現金払いと同じような「減っていく感覚」を大切にできます。

また、予算の管理がしやすくなるメリットもあります。

私は日常における雑費や軽食費をSuicaで支払うと決めています。そして、その予算を毎月3万円と定めています。

つまり私は、毎月3万円分のチャージをするだけで、予算管理ができてしまうわけです。15日を過ぎて2万円残っていれば、すこし余裕を持って過ごせていると実感できます。

現金による支払いの管理などせずとも、予算分をチャージすれば予算管理は完了。「今月気づかないうちに予算をオーバーして買い過ぎてしまった」なんて失敗はありません。

「脱サイフ」は気持ちいい

一度、勇気を出して、財布を持たない生活をしてみてください。最初のうちは「現金が必要になったらどうしよう…」とドキドキしますが、そういう場面はめったに訪れないと気づくはずです。

それでも万が一の事態に対応するために、私はiPhoneケースの裏に1万円札を1枚だけ忍ばせています。まだ活躍した場面はありませんが、「1万円、あるぞ!」と思えるだけで安心感に包まれます。

「自分は財布の代わりにコレを愛用してるよ!」というコメント、参考にしたいのでお待ちしています!

Webディレクター/ITツールエバンジェリスト

月間50万PVを達成する「あなたのスイッチを押すブログ」の中の人。Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。iPhone・Mac・Webツールやアプリの活用方法を提案する「ITツールエバンジェリスト」です。

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