【札幌市中央区】苗穂駅南口に、青果卸店が営むスイーツ店「ハレノクダモノ」がオープン!
昭和7年創業、今年、会社設立90年を迎える「相川商店」。11月7日、その老舗青果卸店が経営する、全国各地から集まるフルーツをふんだんに使った「ハレノクダモノ」がオープンしました。野菜ソムリエの私も、ワクワクしてお店に伺いました!
昭和7年4月創業の青果卸店「相川商店」
昭和7年4月に青果物卸商としてスタートした「相川商店」。「カネハチ」という屋号が付いていますが、創業者が「8円」を元手に始めたことが由来となっているんだそうです。
創業から90年、今や、ホテルや飲食店、病院、学校給食などにも新鮮で旬な青果を届けています。
また、毎週土曜日9:00~13:30、「相川商店 土曜市」を開催。卸問屋ならではの質と価格が好評です。そこでは、野菜の目利きだからこその野菜や果物の調理方法や保存方法など教えてくれるそうですよ → 本社:札幌市中央区北3条東8丁目350⁻1
青果卸店が始めたスイーツ店がオープン!
11月7日、全国各地から集まるフルーツをふんだんに使った「ハレノクダモノ」&「八百屋」がオープンしました。
「ハレノクダモノ」が使う果物は、相川商店で長い間、目利きしてきた全国各地の旬のものや各地の農園直送のもの、ちょっと珍しいものなど。
しかし、果物の一部には、ちょっと擦り傷があったり、傷んでいるものや見た目がきれいではないものもあります。それらのほとんどは廃棄され、「食品ロス」になってしまいます。
形はいびつだが美味しいものや、追熟して完熟させた方が美味しいものなどを使うことで「食品ロス」を軽減し、それに加えて、大量仕入れをしている青果卸店だからこそ果物をふんだんに使えるというメリットもあったりと、長年の思いを形にしたのが「ハレノクダモノ」なのです。
「ハレノクダモノ」の横には「相川商店」の野菜や果物も並んでいます。
悩みに悩んで私が買ってきたのは、こちら!
ピスタチオづくしの「ピスターシュラズベリー」を選択。淡いピスタチオカラーのスポンジの間にはピスタチオバタークリームとラズベリーのコンフィチュールが交互に挟まれ、トッピングの甘いチョコクリームと酸味のあるラズベリーがアクセントになっていて美味。
ステキなコーヒータイムになりました!
オープン記念のコンフィチュールをいただきました!
とてもフレッシュ感のある「コンフィチュール」。素材本来の甘さや深みが感じられて美味しいです。
現在、販売しているコンフィチュールはイチゴ、オレンジ、パイナップルなど全7種類。パンなどに付けるだけではなく、飲み物に溶いたり、肉などのソースにも使えて便利ですね。
最近は、飲食店が経営する八百屋さんがあったりしていますが、「ハレノクダモノ」は青果卸店が経営するスイーツ店。それぞれの強みを活かしたお店展開に目が離せません。
<ハレノクダモノ>
*住所:札幌市中央区北3条東10丁目121苗穂ヒラクス1F
*TEL:011-590-4801
*営業時間:10:00~19:00
*定休日:火・水曜日(11月8、9日は営業)