夏休みの宿題問題!子どもをやる気にさせる魔法の声かけと言ってはいけないNGワード
岐阜県で活動している整理収納アドバイザーの高桐久恵です。
いよいよ夏本番!子どもにとっては天国、大人にとってあまり嬉しくない?夏休みがやってきます。私自身も小学生の子どもがいるので少々気を重くしておりますが、何が大変かって大量の宿題を子どもにやらせるのがどれだけ大変か…。
このように、私と同じように悩む親御さんは多いのではないでしょうか?
子どもにやる気を出させる方法としては、宿題に関しても片付けに関しても共通点があり、ちょっとしたコツと魔法の声かけがありますのでご紹介したいと思います。
まずは宿題しやすい環境を整える。
何かやろうとする時に部屋の中が散らかっていると、他のことに意識が向いてしまい集中できません。宿題をする時に必要な道具がすぐに取り出せて、すぐに取り掛かれるような環境をつくることが重要です。
絶対NGの声かけとは?
「早くやりなさい!」
この声掛け、親なら誰もが言ったことがあるのではないでしょうか?
ついつい言ってしまいそうになりますが、これを言ってしまうと一気にやる気がダウンしてしまいます。
もしかすると子どもが自分なりに計画していたかもしれませんよね。
自分で考えて決めさせる魔法の声かけとは?
「何時からやろうか?」
上から押さえつけるのではなく、あくまでも子ども自身に決めさせると自分が言ったことなのでしっかりやってくれる場合が多いです。
ゴールをみせてあげよう。
「〇時までに終わるといいね。何から始める?終わったらお昼から川に行ってみようか?」
お菓子などのご褒美作戦もいいですが、このようにゴールを見せてあげることによって〇時までに終わらせるには何から取り組めばいいかを自分で考えることができます。
子どもの気持ちの安定は親の機嫌で決まる。
親がイライラしていると残念ながら優しい言葉掛けなんてできません。
まずは親自身がご機嫌でいられるためにはどうしたらいいのかを考えるのも近道の一つかもしれません。
私自身も小さいころ、なんで宿題なんてしないといけないんだろう?と嫌々やっていました。
片付けも同じでほとんどの子どもはなぜ片付けないといけないのか分からないまま、親に怒られるからという理由で渋々やっている場合が多いです。
難しい問題ですが親が子どもに宿題をする理由を分かるように教え、楽しく取り組むことができたらいいですよね。
夏休みの宿題の中には親と取り組むものも多いです。親も一緒になって取り組み、応援してあげる形で楽しく進められるといいですね。
筆者:高桐久恵(たかぎりひさえ) 整理収納アドバイザー
岐阜県で講座やセミナーのほか、個人宅の片付けサポートを行う。
生前整理アドバイザーの資格も持ち、収納よりも整理に特化したサポートを心がけています。
Instagram(@restart.138)ではお片付けビフォーアフター画像や元バスガイド時代の漫画も描いています。最近YouTubeも開設しました。