【日立市】築100年の古民家カフェで彩り豊かな発酵御膳を堪能!食べた後には手相占いも!
常陸多賀駅から歩いて3分程の場所に、風情のあるカフェが佇んでいます。この場所は地元住民にはなじみの深い場所であった『かどや』の建物で、今年2024年4月『米粉と発酵café 千鈴(chirin)』に生まれ変わりました。
カフェは姉妹で経営しており、店舗名の『千鈴(ちりん)』は、姉妹の名前の頭文字である「千」と「鈴」をとってつけたそうです。「千鈴」の呼び方を決めるとき、鈴の音が鳴るときに「ちりんちりん」と鳴ることから、この音が人とのご縁を結ぶようにと願いを込めてこの呼び方にしたそうです。素敵な由来ですね。
千鈴さんでは、米粉パンやシフォンケーキなどのお菓子や発酵食品を中心としたランチやテイクアウトの商品を注文することができます。注文は、店舗に入るとすぐにレジカウンターがありますので、先に注文を済ませます。
千鈴さんのランチメニューは全部で3種類あり、今回は一日5食限定の『発酵御膳』を注文しました。
レジ横や下のショーケースにはシフォンケーキやパンが並べられています。
今回注文した発酵御膳は、一日5食限定と数に限りがあるので、確実にお召しになりたい方はご予約をされてからの来店をおすすめします。
食前には写真右上の甘酒を飲んでから食べると、体が温まりやすくなるとのことでした。私の場合ですが、取材日は雨が降り肌寒い日でしたが、体がぽかぽか温まりました。
主食の米粉パンはせいろで蒸したものになっており、モチモチして食べ応えはもちろん、噛めば噛むほど甘みが出てきてとてもおいしいです。
主食は米粉パンか、写真の黒米のごはんと選べますので、お好きな方をお選びください。
色とりどりの食材があり見た目も華やかですね。一品一品の小皿にも色や形が様々な皿が使われており、料理をより美しく引き立たせています。一品ずつ発酵食品を必ず取り入れるようにしているとのことで、発酵食品が大好きなかたはおすすめのメニューです。
左上:揚げた高野豆腐に酢、醬油・出汁を絡めたもの。
中央:かぶの醬油麴のせ、さやえんどう、人参スライスを酢とオリーブオイルで和えたもの、じゃが芋のマヨネーズとカレーヨーグルト和え・サラダチキンの塩麴蒸し。
右上:豆腐・枝豆・ひじきをお揚げで包み煮たもの。
左下:卵の醬油麴漬け、ミニトマト、きゅうりのぬか漬け、サルサソースと醬油麴の生春巻き。
中央:チキンの醬油麴漬け。
右下:ビーツの葉の胡麻和え、オレンジビーツ、大根の甘酢漬け(赤・白)、ズッキーニのレモン麴漬け。
発酵食品がふんだんに使われ、初めて食べる麴などもあり、おいしいだけでなく新たな味の発見もあり、最後まで楽しみながら食べることができました。
発酵御膳には、デザートもついており、今回は抹茶ティラミス風の米粉のシフォンケーキです。店主は、この器を気に入り、どんなデザートにしようか考えこのティラミス風のデザートができたとのことです。パフェのような見た目もかわいいですね。
自家製の生クリームとアイスがたっぷりと入った抹茶風ティラミスは、中に米粉のシフォンケーキが入っており、とても満足感のあるデザートでした。
店内にはカウンター席やテーブル席、ソファ席などがあります。
駐車場は、あおば皮膚科前に3台分あり、それぞれ「CHIRIN」と店舗名が書かれた赤・緑・黄色のブロックが置いてあります。お車でお越しの際は、決められた区画に停め来店してください。
千鈴さんの建物は築100年を経過しており時代の流れと共にこの地に生きる人々を見守ってきました。4月から新たな店舗に生まれ変わり、『千鈴』としての歴史が今後どのように刻まれていくのかとても楽しみですね。
千鈴さんでは、米粉パンやランチ営業の他にも、パン教室やイベントなども開催しています。7月7日(日)の七夕の日は、『たなばたMARCHE』も開催されるとのことですので、お時間がある際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
千鈴さんは飲食物の提供と共に、手相占いも行うとのこと。実は、経営者である姉妹の妹様は、手相占いやタロット占いも出来るというから驚きました。私も取材日に手相を見てもらったところ、思い当たる節がいくつもあり、驚きと共にアドバイスももらえ、今後も頑張らなくてはと身が引き締まりました。店内が混み合っている時に占いは難しいので、必ず見てもらいたい方は事前の予約をおすすめします。
手相占い
■10分:1,000円
■20分:2,000円
■30分:3,000円(鑑定書付き)※発送代込みの場合は4,500円
タロット占い
手相とタロット占いのセットになります。
■3,500円
遅い梅雨入りで体調の変化や気分も沈みがちだなと思ったら、心と体にご褒美をあげに『千鈴』を訪れてみてはいかがでしょうか。