もうすぐ夏休みですね。
イベントも多く、開放的な気分になる季節。
交通安全や防犯についても子どもたちと話をしておきたいなぁと思っているところです。

そんなきっかけになりそうな防犯シールを発見しました。

北警察署が防犯協会連合会の支援で作成した防犯シールで、地元の別小江神社がデザインしました。

別小江神社ならではのデザイン&防犯祈願

別小江神社といえば、名古屋有数の映える神社。
境内には『季節の花手水』や美しい風鈴が揺れる『風の通り道』など、絵になるスポットが満載です。
フォトジェニックな境内の飾り付けは、女性神職の方が中心となって行われており、中でもズラリと並んだ和傘はとても華やかで目をひきます。

月替わりのアートな御朱印も大人気。
そんな別小江神社がデザインしただけあって、防犯シールも何となく御朱印のような雰囲気です。
和傘と五芒星、そして【封】の文字が描かれています。
和傘には魔除けの意味もあり、さらに防犯祈願のご祈祷もされています。

画像だとわかりにくいですが、実物はホログラムでキラキラしているのでかわいいですよ。

防犯シール制作のきっかけ

名古屋市北区の北警察署・生活安全課でお話を伺いました。
防犯シールが制作されたきっかけは、昨年と比べて自転車の盗難が急増していること。
原因の6割ほどは『鍵のかけ忘れ』

ターミナル駅や大型商業施設の周辺では特に注意が必要だとか。

夏休みには子どもたちも自転車で出かける機会が増えると思います。

『うっかり』や『ちょっとくらいなら…』の心の隙間（魔）には気を付けたいですね。

『魔を封じる』には神頼みだけでなく、防犯や交通安全に対して、改めて意識を高める必要がありそうです。

また防犯シールが自転車に貼ってあることで、『魔がさすのを防ぐ』＝盗難の抑止力にもなるかもしれません。

ご紹介した防犯シールは、北警察署へ自転車を持っていけばその場で貼っていただけます。
【期間】７月中の平日10時～17時。先着300台。無料。