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【大阪市・心斎橋】香港出身シェフが作る現地スタイルのなめらかエッグタルト店が心斎橋筋北商店街に登場!

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

本場香港からやってきたエッグタルト専門店!

 今回ご案内したいのが、今年のGWにオープンしたエッグタルト専門店「穗酥(スイパイ)心齋橋筋本店」。エッグタルトといえば、香港。もっと詳しく言えばマカオが本場のスイーツです。約20年前に道頓堀にオープンした「アンドリューのエッグタルト」が大阪のスイーツ好きの間でよく知られた存在です。

 お店があるのは心斎橋筋北商店街。OsakaMetro心斎橋駅から道頓堀とは逆側の北、本町方面に向かってすぐの場所です。

 店内のショーケースには、エッグタルト以外にパイやクッキーがズラリ。焼き上がった順に並べられていきます。

 場所柄、オフィスへの手土産のニーズが高いようです。

サクサク感の強い広東スタイルのタルト!

 エッグタルトが看板メニューですが、タルトやパイ類が充実しています。こちらのお店でタルトは焼くのは香港出身のシェフ。

 クッキーも多い香港のエッグタルトのタルト生地ですが、こちらはパイ生地が特徴です。クロワッサンのように薄い生地を折りたたんで焼き上げることでサクサク感が誕生。

 しかもこちらのパイは、生地がなんと40層! そのため、できたてを食べるとサクサクとした食感が楽しめます。

 せっかくなので、いくつか味わってみました。

原味蛋撻280円

 カスタードというよりプリンに近い食感と味わい。つるんとした食感です。流行の固めプリンに近いしっかりとした卵感も大きな特徴。パイ生地のサクサク感とも好相性。

 パイ生地は外サクサクで中にいくほどしっとり感。かなり濃厚な仕上がりでした。

珈琲蛋撻 320円 

 コーヒー入りのタルトは、ウルウルとした印象のコーヒークリームのほどよい苦味と心地よい甘みのバランスが最高。コーヒーとチョコレートの旨味のよさを合わせ持つ、日本ではあまりないなめらかなクリームです。

 サクサクほろほろの口の中で崩れて溶けていく生地と上品でやさしいコーヒーの余韻が心地いい。

紅豆酥 148円

 あずきパイはあんこ入りのパイです。サクサクほろほろとしたパイとどっしりとした食感とのコントラストが楽しいパイです。

 こしあんは優しく細かで、口どけのよさといやらしくない上品な甘さも魅力。紅茶やほうじ茶などによく合います。

椰蓉蛋撻 320円

 ココナッツ入りのベビーカステラが街なかのスタンダードおやつである香港。ココナッツの香りが口いっぱいに広がるタルトも用意されます。

 生地に包まれるのは繊維感のあるカステラのようなココナッツ生地は想像以上に風味がしっかり。ほんのり感じる香ばしさと甘すぎない余韻があり、紅茶はもちろん牛乳に合わせたい味わい。

叉焼酥 188円

 国産の豚肉を使ったチャーシューパイ。白ごまがのったサクサク生地をかじると、甘めでとろりとしたタレとともにほろっとやわらかな豚肉が現れます。 

 ひと口とはいきませんが、三口ほどのサイズで、ひょいと食べるのにピッタリ。プチサイズながらしっかりとしたパイ生地なので食べ応えはあります。ぜひビールはもちろん、ハイボールにめちゃめちゃ合いました。

おやつはもちろん、ちょっとした手土産にピッタリ。

 「穗酥 心齋橋筋本店」で多めに購入すると箱入りに。タルトは1個300円前後なのでちょっとした手土産にピッタリ。

 また、今回紹介した写真の定番以外に肉鬆小貝(チキンフレークケーキ)300円などの新商品や和牛パイなど新製品も続々登場。心斎橋の駅近なので、本場スタイルのエッグタルトを購入してみてはいかがでしょうか。

穗酥(スイパイ)心齋橋筋本店

住所/大阪市中央区南船場 3-6-17

電話/06-7663-8040

営業時間/11:30~19:30

休日/土・日曜

交通/OsakaMetro心斎橋駅北8出口から徒歩約1分

お店のInstagram

編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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