【市川市】市川の広大な野鳥の楽園!水鳥と木々の観察散歩路 ~行徳近郊緑地 南行徳~
行徳エリアの公園を環状につなぐ散歩道「行徳ふれあい周回路」。約7キロメートルの周回路には「野鳥の楽園 行徳近郊緑地」を通る小径があります。
案内板によると、行徳・浦安地域一体はかつて新浜(しんはま)と呼ばれ水鳥の生息地として世界的に知られていたそうです。
面積83ヘクタールの広大な一帯には宮内庁新浜鴨場があります。野生の鴨を無傷で捕獲する技法が維持保存される鴨場は、埼玉県越谷市とこの市川市にあるそうです。首都高湾岸高速道路の千鳥町インターのすぐわきにこれほど広大な野鳥の保護区があるとはなかなか気づかない方も多いのではないでしょうか。
周回路のポイントとして水鳥の観察をはじめとした教育施設である「行徳野鳥観察舎 あいねすと」があり交流の場になっています。
また、緑道や観察壁が設けられている「みどりの国」と呼ばれる約600メートルの観察路があり、こちらは毎週土、日曜祝日に開園します。(開園時間は3月から10月:9時30分から16時まで、11月から2月:9時30分から15時30分まで)
周回路を歩くと小さな水路には亀が甲羅干しをしていたり、木の実をついばむ鳥たちの姿が。さらに美しい姿のカワセミにも運が良ければ出会うことができます。
また、路沿いの木々には名前や案内が書かれている掲示があり、これがなかなか勉強になります。名称だけの掲示は、一般的な公園でもよく目にしますが、例えば「センダン(栴檀)」暖地の海岸近くに生える落葉高木・・・・。核は数珠の玉に使われる」となるほどなるほど。
寒空の中ですがランニングやお散歩、バードウォッチングと思い思いに楽しむ人たちの姿がありました。
【野鳥の楽園 行徳近郊緑地】
住所:市川市福栄4丁目