一味違うドリップ体験を。洗練された BALMUDA(バルミューダ)のコーヒーメーカーが最高だった。
ハンドドリップが億劫になり始めるこの季節、コーヒーメーカーを導入してみるのはいかがだろうか。
コーヒーメーカーの種類は多岐に渡り、グランインダー機能がある全自動タイプは手間がかからず人気だろう。まあ僕も幾度となく購入を検討してきたが、サイズ感が大きかったりデザインが好みでなかったりして、いまだ購入経験はゼロ。
そんな中でもこれはきた!となったのが今回レビューする 『BALMUDA The Brew』だ。ミル機能は備わっていないため手間は少しかかるが、その分スタイリッシュで省スペースに置ける。スッキリした味わいもとても美味しかったので、レビューしていこう。
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【レビュー】待望のコーヒーメーカー『BALMUDA The Brew』を使ってみた。スリムなデザイン、雑味の感じにくさが魅力です。
革新的なコーヒーメーカー『BALMUDA The Brew』レビュー
こちらが先月ようやく発売された『BALMUDA The Brew』。外観はマットな質感で統一されており、価格 (税込59,400円) 相応の高級感ある仕上がりになっている。
モードは定番の「REGULAR」と濃い目の「STRONG」、そして夏には嬉しい「ICED」の3つが用意されている。一年中使えそうだ。
BALMUDA The Brew の特徴3つ
- 独自技術でスッキリとした後味を実現
- 保温効果のあるサーバーがかなり使える
- 幅の狭さのおかげで設置環境を選ばない
色々使う中で感じたことは上記。順に見ていこう。
独自技術でスッキリとした後味を実現
BALMUDA The Brew で淹れるコーヒーは "雑味の感じにくさ" が魅力。その割には風味をしっかり感じられるので、ハンドドリップとあまり遜色ないコーヒーを飲むことができる。むしろこのスッキリ感の方が好き!という人も多そう。
要因はいくつかあるが、大きいのは「バイパス注湯」と特許出願中の「抽出温度の徹底管理」の二つが挙げられるだろう。
バイパス注湯はコーヒー抽出後、サーバーの注ぎ口へ86度のお湯が注がれることをいう (すごいのはバイパス注湯されない「STRONG」モードでも後味がスッキリし、雑味がない点) 。
そしてこちらが抽出してるときの温度変化の様子。ハンドドリップではまず真似できない淹れ方だろう。時間が経つにつれ熱により雑味が出やすくなるので、それを見事に回避している。
保温効果のあるサーバーが想像以上に使える
マット調のブラックの外観とは一変、ステンレスの輝きが際立つコーヒーサーバーは真空二重構造になっているので、表面が全く熱くならない。
デスクへのダメージを警戒することなく直置きできる上、保温効果も高いため30分後に2杯目を注いでもかなり熱い。完全密閉されたサーモポットに比べると効果は劣るが、それでもこの工夫はありがたい。
幅の狭さのおかげで設置環境を選ばない
まるで電動ミルのような外観は、横幅の狭さがすばらしい。グラインダー機能がないので豆から淹れたい人には手間が増えるが、その分空間を広く使えるのは嬉しい。
抽出している際は蒸気が上と左右にブワッと広がるため、安全面からしても嬉しいデザインになっている。
まとめ:ドリップしてもらってるような体験ができる
こんな感じで BALMUDA(バルミューダ)から新しく発売されたコーヒーメーカー『BALMUDA The Brew』を使った感想をまとめてみた。
価格は59,400円とやっぱり高いし、全自動のコーヒーメーカーを探してる人にはミル機能がないため物足りないだろう。が、本当にドリップしているかのように淹れてもらえるのは BALMUDA The Brew ならでは。この機会にぜひチェックしてみてほしい。
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