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【仙台市若林区】のんびりと梅見(うめみ)を楽しもう! 梅を楽しむことができる若林区のスポット紹介

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

2024年2月19日、仙台管区気象台より梅の開花宣言が出されました。平年よりも10日、昨年よりも13日早い開花宣言であります。
(参考リンク:仙台管区気象台の「生物季節観測及び冬の季節現象」ページ)

時候の挨拶として「梅花の候(ばいかのこう)」といった表現があったり、陰暦2月の別名が「梅見月(うめみづき)」であったり、梅は2月を象徴する花とされています。

しかし、長い冬を過ごす東北地方。気温の低さもあり、梅の見頃は北関東以南より遅くなるわけでありまして、季語とはズレてしまうのが通常運転。仙台であれば3月1日頃が平年並みの梅の開花時期となっていました。

そんな開花が今年は2月中に間に合ってしまいました。季語の通りの梅見月がここ仙台にも到来。確かに雪が少なく、暖かい日が多かったですもんねぇ。ということで、開花宣言も出されたということは、いざ梅見! レッツ、エンジョイ梅見! とテンションがあがっている方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、そんな梅見にピッタリのスポットです。

「せんだい農業園芸センターみどりの杜」入口付近
「せんだい農業園芸センターみどりの杜」入口付近

そのスポットとはこちらの「せんだい農業園芸センターみどりの杜」。

今までもこちらの記事で何度かご紹介したことのあるスポットです。入場無料、広い敷地の中で緑と触れ合えるということもあって、梅の時期に限らず日頃から多くの方々で賑わっています。

そんな人気スポットには、写真の看板にあるように「梅園」があるんです。

梅園の入口
梅園の入口

梅園の場所は、入口を背にして右側奥のエリア。敷地の外周に沿って数多い品種の梅が植えられているんです。

梅園内にある案内看板
梅園内にある案内看板

説明書きによれば、昭和40年代の始めから多くの系統・品種の梅を育成し、梅を観る会も開催されていたという「養種園」。若林区役所建設のために閉園となってしまいましたが、その養種園の役割を引き継ぐ形で、こちらの農業園芸センターに梅の多くが移植されたとのこと。

画像ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、「梅園植栽図」と書かれている下の赤丸が全て梅の木なんです。まさに梅園だけに、梅の園(その)といった数の多さ。これだけの数の梅が咲き誇るわけですから、梅見スポットとして人気なのも頷けます。

梅園内の様子(2024年2月14日)
梅園内の様子(2024年2月14日)

こちらは梅園内の様子。ちなみに私が梅園にお邪魔したのは、開花宣言が出る前の2024年2月14日。暖かい日が続いていたこともあり、「梅の様子はどうなっているかしらん」と散歩がてらにウロウロした際の画像です。

いやはや、まさかこちらで記事にする前に開花宣言が出てしまうとは。タイミングがいいのやら悪いのやら…。

膨らむ梅のツボミ
膨らむ梅のツボミ

開花宣言の5日前は、まだふっくらとしたツボミが印象的な品種や

枝先で可愛らしく開く梅の花
枝先で可愛らしく開く梅の花

気の早い花がフライングして、その控えめな美しさを見せてくれている品種があったり

後光がさしているかのような梅花
後光がさしているかのような梅花

まるで仏像のごとく後光がさしているかのような花を観ることができました。

敷地内にある「SENDAI」の文字
敷地内にある「SENDAI」の文字

2024年の梅見シーズン。ご紹介した梅園はどんな美しさを見せてくれるのでしょうか。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。

●せんだい農業園芸センターみどりの杜●
〒984-0032 宮城県仙台市若林区荒井切新田13ー1

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクで女の子二児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり。芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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