【飯田市】大型遊具だけじゃない! 鈴岡城址公園の魅力【長野県史跡】
こんにちは。
春の訪れが感じられる日が増えてきましたね。今回は春のおでかけ先におすすめしたい鈴岡城址公園へ行ってきました。
鈴岡城址公園
住所/〒399-2561 長野県飯田市駄科1729
電話番号/0265-22-4511(飯田市役所 建設部 維持管理課)
駐車場/あり
※ヤフー地図はこちら
※公式ホームページはこちら
鈴岡城址公園内の地図
かなり広い敷地を持つ鈴岡城址公園。まずは公園内のマップを確認してみます。
鈴岡城址公園という名称からもわかりますが、本丸や二の丸という言葉を見ると、ここはまさに城跡なんだという実感が改めて湧いてきます。
地図を見てみると、今まで私が子どもと一緒に利用していたのは、第4駐車場と運動広場&遊具広場だけだったことがわかりました!
今回は、いつも利用する第4駐車場と運動広場&遊具広場以外の場所も紹介していきたいと思います。
鈴岡城址公園の運動広場&遊具広場
鈴岡城址公園のカラフルな大型複合遊具には、大きな滑り台が3本あります。
また、バイキンマンの角(?)のようなものを手掛かりにのぼるゾーンや、ボルダリング風のエリアもあって、遊んでいるうちに腕力が鍛えられそうな印象。遊びごたえも十分なようで、連れて行くと子どもはいつも大満足してくれます。
そのほかターザンロープや、ブランコ、幼児用のカラフルな遊具もそろっています。きれいに芝が生えそろっている運動広場は球技や縄跳び、かけっこをするのにもうってつけです。
鈴岡城址公園の本丸
谷のようになった急坂がたくさんあって不思議な地形の鈴岡城址公園。今回地図を見たり、いろいろ調べるうちに、それらは全てお城のお堀だったことがわかりました。
坂があまりにも急なので、これまでは子どもと一緒に本丸エリアに行くことはなかったのですが、今回は敢えて行ってみます。
急坂だけでなく、木の根が階段のようになっているなど、冒険しているような気持が高まります。ただし、つまづきやすいのでご注意を。
本丸の広い広場に到着!
振り返ってみると、遊具広場の大型遊具が見えます。
大きな藤棚。満開になったら綺麗だろうな。
本丸エリアの北側にそびえる大きな石碑は、大正5(1916)年に建立されたもの。碑の文字は鈴岡城に縁の深い小笠原一族の流れを汲む小笠原長幹氏によるものだそうです。
ちなみに、鈴岡城址公園にあるもう一つの石碑には、鈴岡城を築城したのが小笠原宗政であることが記されています。
鈴岡城址公園の本丸を越えて進んでみます
地図で見ると、本丸よりさらに奥に、出丸というエリアがあるようなので、さらに進みます。
少し鬱蒼とした林になっていますが、抜け出るとカラフルな椅子のある展望台に到着しました!ここが出丸かな…
しかし、まだ先に細い道が続いています。
落ち葉が降り積もる細い階段を進んでいきます。落ち葉がたっぷりの場所は少し滑りやすくなっているところも。慎重に進みます。
階段わきの木の杭には、もふっと苔が生えていて、なんだか可愛らしいです。
遠くから何やらせせらぎの音が聞こえ始めます!?
鈴岡城址公園の奥には毛賀沢水路橋がありました
散策しはじめてから5分ちょっとで大きな建造物がある場所に出ました!
なんだか雰囲気ありますね。子どもはちょっと怖がっていましたが、もう少し先へ進んでみます。
橋を渡った先には、毛賀沢水路橋の立て看板がありました! が、残念ながら写真がうまく撮れていませんでした。。
看板の内容を抜粋して掲載しておきます。
橋の両端には、「毛賀隧道」、「駄科隧道」という碑もありました。隧道というのは、トンネルという意味のようです。
木が鬱蒼としているので、少々心細くなる場面もありましたが、鈴岡城址公園の遊具広場からここまで来るのにそんなに遠いわけではありませんでした。
急な階段が平気な方なら、訪れてみるのも良いのではないでしょうか。
ただし、歩道を外れてしまうと危険な場所が一気に増えそう。どこにでも行ってしまう可能性のある小さなお子さんなどは、大きくなるのを待ってから訪れるのをおすすめします!
鈴岡城址公園の散策はまだ続きます
今回は、毛賀沢水路橋を渡り終えたところで折り返して鈴岡城址公園に戻りました。しかし、実はこの細道にはまだ続きが。
自宅に帰って調べてみると、松尾城址公園まで続いていることがわかりました。次回は、松尾城公園まで訪れ、その様子もレポートしてみたいと思います。
鈴岡城址公園で出会った立て看板色々
最後に、鈴岡城址公園で見つけた立て看板を写真で一部ご紹介します。
鈴岡城址公園にはほかにもさまざまな立て看板がありました。すべて見つけるまで散策してみれば、かなり良い運動になるに違いありません!
公園遊びしたい方はもちろん、歴史好きな方も楽しめそうな鈴岡城址公園。
まだ飯田下伊那に公園がなかった明治45(1912)年に開園式が行なわれたという飯田市最古の公園へ、この春、足を運んでみてはいかがでしょうか。
史実についての参考文献・飯田文化財の会(1984)『飯田下伊那国・県指定 文化財ものがたり』信濃路
最後までお読みいただきありがとうございます。今後も、飯田市・豊丘村の情報を発信していく予定です。ご興味のある方は、FUNEのプロフィールからフォローしていただけるとうれしいです。