【ガーデニング】マーガレットを数倍咲かせる摘芯とは【このひと手間で早春にモリモリに咲くよ】
秋植えのマーガレットがズラリと店頭に並んでいる季節ですが、お花がついているものや伸びすぎているものなどがあります。
そんなマーガレットをモリモリに咲かせたいと思った時に実践したいのは摘芯。
せっかく咲いている苗のお花や蕾を切るのはとても勇気のいることですが、このひと手間で、数倍のお花が咲いてきます。
この作業も季節によっちゃ、やらない方がいい場合もあるので、この記事で解説していきます。
マーガレットの摘芯とは
摘芯とはたくさんの花を咲かせたり、実をつけさせたり、株のボリュームを増すために行います。
全てのお花や蕾の先端を摘み取る作業のことで、摘むと、その下のふしにあるわき芽が伸びて枝数が増えるという仕組みです。
摘芯後成長期の気温でも30日以上はお花は咲かなくなりますので注意が必要です。
マーガレットの場合は生育適温が15度から20度と言われていますので、今切るのはぎりぎりのタイミングになります。
しかし、早春にその気温に近づくとあっという間に蕾がいっぱいになります。
最悪今はあきらめて、早春の満開を数倍楽しむ為の作業かもしれません。
気候次第ですね。
マーガレットの切り戻しと摘心の違いに注意
マーガレットを植え付け直後に行う、今の作業は摘芯で全てのお花と蕾のすぐ下の葉っぱから切る簡易的なものです。
切り戻しは春の満開後にバッサリ半分から3分の2くらいの高さに切るものです。
植え付けしたての苗をバッサリ半分とかに切り戻すとその後の成長は冬に入るのでとても遅れます。
摘芯不要なマーガレット
近年はサントリーフラワーズのボンザマーガレットやPWマーガレットなど摘芯なしでも分岐してモリモリ咲くものもあります。
初心者の方の場合はブランドのマーガレットを購入したならそのままお花を楽しんで、春の満開後に切り戻すという方法もおすすめです。
無理な摘芯は、お花が咲かない時期が長くなりますし、今が楽しめないのがデメリットかもしれませんね。
マーガレット植えるなら急ごう
マーガレットは本来春のお花で、秋に植えると根がしっかり伸びて株が充実するのでおすすめされていますが、12月に入って真冬の気候になると株が育たないまま冬を過ごすことになります。
ある程度暖かい日が続く11月下旬から12月上旬には植えたいものです。
まとめ
マーガレットは、秋に植えて摘芯し、株を充実させて早春からモリモリ咲かせるのがおすすめですが、摘芯するとお花が長く咲かない葉っぱだけの状態が真冬も続く可能性もあります。
気候次第ですが、上手く行けば何もしないものと比べて数倍のお花の数が違ってきます。
一旦冬の休眠に入るので判断が難しいですが、私は11月中旬なら摘芯しています。
お好みで試してみて下さいね。
摘芯の様子は私のInstagramフォローワーさん43,000人超えのなかでリール動画にて紹介しています。
プロフィール欄からリンクがありますので是非見て下さいね。