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【高崎市】ビエント アーツ ギャラリー★小林達也『jund/send』好評開催中~11/6まで

Takasaki_asagi地域情報ライター(高崎市)

高崎市問屋町にあるビエント高崎の展示会場「ビッグキューブ」では今日と明日「秋の上州どっと楽市」で大賑わいですね。

そのビエント高崎の一角にあるビエント アーツ ギャラリーでも、気分の上がるステキな展覧会が無料で開催されています♪

小林達也 jund/send
TATSUYA KOBAYASHI

会期:2023/10/7(土) ~ 11/6(月)
OPEN: 毎週 土・日・月曜 12:30~18:30 (最終入場 18:20まで) 
入場無料
会場:ビエント アーツ ギャラリー 高崎市問屋町2-7

小林達也 jund/send

jund/send とは?…実は「純度・鮮度」のこと。
アーティスト 小林達也さんはひたすら純度と鮮度を希求し創作しています。

小林達也さん
小林達也さん

いい年をして、やや気恥ずかしいこともあるのだけれど、でも私は「純度、鮮度」を希求しているのだなと、先日ふと気が付いた。「線、色、形」において、「画面、作品」において、「描くこと」において、そして「今、日常」において、私なりに「jund/send」を求めずにはおれない。
いつも、いつまでも純粋、新鮮ではいられない。けれど、こうして描く日々を得られているのだから、いっそ恥ずかしげもなく、そうしたものを求めていたい。
この線は今生まれるし、線が引かれたこの画面を、私は今初めて見ている。
小林達也 ウエブサイト

小林達也さんはパネルも絵具(カゼインテンペラ)も自作します。

絵具の顔料そのものの鮮やかさ、艶消しでマットな画面、絵具で描く時のスピードや乾く段階でできる色のムラや滲みも含めた様々な表情が特長です。

パネルに向き合う時はイメージを持たずに描き始めます。
描き始めると「ここにこんな色が欲しいな」とか「こういう線が欲しいかな」と自身で感じる感覚に従い、ひとつ色を置いては次の閃きまで待つ…とたっぷり時間を掛けて創作を進めます。

作品がどういう形に着地するかは自分でもわからず閃くままに創作し、最後に(あぁこういうことか)と気付くことも多く、その感覚を「知らないところに一緒に行けるような楽しさ」と表現します。
jund/sendを希求し続ける小林達也さんは、純度が高く 親しみやすいお人柄の作家さんでした。

展示作品:左から「結んで開いて」「heart」「大きな線 もしくは星」
展示作品:左から「結んで開いて」「heart」「大きな線 もしくは星」

小林達也さんの展覧会「jund/send」は、作品を見て→タイトルを見て→作品を観察して→小林さんのイメージを想像して…と、とても愉しいです。

展示作品:左から「外へ話す/夜と夜」「外へ話す/ファー」「外へ話す/normal」
展示作品:左から「外へ話す/夜と夜」「外へ話す/ファー」「外へ話す/normal」

コラージュ作品もあります。(動画で作品の制作過程のお話しを聴くことができます)

展示作品「飛ぶ練習」
展示作品「飛ぶ練習」

解説動画:展覧会「jund/send」小林達也 (ビエント アーツ ギャラリー YouTube

TOP画像のご家族は、ふらっとギャラリーに立ち寄って小さなお子さまと一緒にカラフルなアートを楽しんでいる様子がとても素敵で、撮影させていただきました。

展示作品:左から「とうか/光るまま」「遠くの日照りや歌声やで、いま雨が降る」「雨が降る」
展示作品:左から「とうか/光るまま」「遠くの日照りや歌声やで、いま雨が降る」「雨が降る」

小林達也さんからメッセージ
アートは、どうしても「わかる、わからない」と考えてしまいがちですが、
私は「色って音みたいだな」と思ったりしていて、音楽を聴いたりリズムを感じるような捉え方で観てもらえたらいいなと思います。

「心地いいとか 綺麗だなとか どうやって書いたんだろう」など、それぞれの感じ方でご覧ください。よろしくお願いします。

展覧会会期中、小林達也さんが在廊される日も多いそうです。
創作過程で感じたこと、見えてきたイメージなど、直接聞いてみてくださいね。

【詳細情報】
ビエント アーツ ギャラリー
公式HP.  .公式Instagram
※アーティスト在廊の有無は当日 Instagramでお知らせします

OPEN:土・日・月曜 12:30~18:30(最終入場18:20まで)
入場無料

住所:高崎市問屋町2-7(ビエント高崎1F西側)(GoogleMap
駐車場:あり 無料

ビエント アーツ ギャラリー
ビエント アーツ ギャラリー

地域情報ライター(高崎市)

住むなら高崎!環境も便利さも安全性も最高!と満足しつつ、知らない土地へ旅に出ることが多かった過去十数年。Stay Homeを経て改めて地元高崎に注目してみたら魅力的で気になるスポットがたくさん増えていてびっくり! これからは高崎を旅するように歩いて、地元の魅力をひとつひとつ味わい尽くします。

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