【大津市】和菓子屋で食べるホイップどら焼き「生どら」が絶品!小豆は自家栽培、水は湧き水というこだわり
こんにちは、Sariです!
甘い物には目がない私。今回は、ずっと行きたかった和菓子屋さん、
「茶菓山川」さんをレポートします!
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お店のある場所
茶菓山川さんがあるのは、大津市長等。菱屋町商店街の中にあります。
菱屋町商店街は美味しい飲食店さんがたくさんある印象です。
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店内の様子とおしながき
店内は小さなお店ですが、和菓子がずらりと並びます。
イートインスペースは6席でした。
閉店間近の時間に行ったので、冷蔵のショーケースの中はがらんとしていましたが、イートインのどらやきはあるとのことで、そちらを頼みました。
おしながきはこちら
冬でもかき氷もやっておられるとのことでした。人気だそうで、"かきごーらー"のみなさんは必見ですね!
待望の実食タイム
イートインの生どらと、生菓子も食べてみたかったので、こちらをオーダーしました。
抹茶と生菓子(ぶどうの果) 800円(税抜)
雪の舞 300円
生どら 500円
生どらは、食べやすいようにフォークとナイフが添えられていて、心遣いを感じます。
カットしても、ばらけたりもせず綺麗にカットできました。
おかげでとても食べやすく、これもまた作り手の、食べた時までを考えた心配りを感じました。
どらやきの皮は洋菓子のようにふわふわで、とても繊細な食感でした。
抹茶のクリームもほろ苦さと甘さ加減が絶妙!お抹茶は宇治のもので、そのまま飲んでも美味しいクオリティものを使っておられるとのこと。
そして下の小豆クリームが、また絶品!ふわっと軽くて、小豆の自然の甘味が生かされながら洋風のホイップととってもマッチしています。どちらのクリームもたっぷり挟んでありましたが、まだまだ食べたい!と思わされる美味しさでした。
ちなみに一緒に頼んだお抹茶は、京都ですがクリームに使っているのとはまた別の、店主こだわりのお抹茶を使っておられるそうです。苦みの中に甘味があり、美味しくいただきました。
丁寧に作られた生菓子がこちら。右が雪の舞、左がぶどうの果です。
ぶどうの果は、二種類のぶどうと白餡が中に入った葛餅。フルーツ大福はよくありますが、山川さんではそれを葛餅にしておられます。珍しくて面白く、葛のなめらかな食感と、甘いぶどう、やさしい白餡のハーモニーが良かったです。
こちらは雪の舞。上の白いのは軽羹(かるかん)を使ったものだそう。山芋が入っていて、ふんわりとして素朴な味わいで、下の小豆も上品な甘さで美味しかったです。
小豆は自家栽培で充実の毎日
茶菓山川さんで使われている「高島大納言小豆」は、高島でご自身で栽培されておられるそうです。化学肥料を使わず、環境に配慮して作っておられるとのこと。
またお菓子に使うお水も、高島の正傳寺の薬水と言われる湧き水を使っているというこだわり!知れば知るほど、茶菓山川のお菓子への熱意が伝わってきます。
茶菓山川さんは、2017年にオープン。店主の山川誠さんお一人で、お店の奥にある工房でお菓子を作り、お店が休みの日は畑で収穫をして、仕込みをする毎日で、とても忙しいと話されます。けれどそのお顔は笑顔で、とても充実しているのがうかがえます。
最近はコロナが落ち着いてから、お茶会への納品も徐々に増えて来たそうで、京都へ納品されることもあるそうです。
今回食べられなかったパフェも気になるので、また行ってみたいと思います!
ちなみに今はイチゴを使ったパフェだそうです!パフェ好きの方も必見ですね!
茶菓山川さん、美味しい和菓子で癒される時間をありがとうございましたー!