【お取り寄せ可】厄除けの越前鬼瓦を模した福井の縁起菓子はたっぷり粒あんとトローリ伸びる羽二重餅入り
最近では個性的な形を目にすることが増えた和菓子の最中。SNSの普及により、可愛いものやカラフルなもの、インパクトのある最中も増えてきました。
今回ご紹介する福井県あわら市の和菓子屋、馬面昭栄堂(ばめんしょうえいどう)さんのつくる「えちぜん鬼瓦」も少し変わった形の最中です。
淡い黄色の包装紙で包まれた「えちぜん鬼瓦」。こちらは10個入り。中は真っ白いシンプルな箱です。
上蓋を開けると越前鬼瓦の絵が並び迫力があります。
原材料名は下の通り。シンプルな原材料が嬉しいですよね。
箱から一つ取り出してみます。こちらは馬面昭栄堂さんの地元、福井県あわら市の伝統工芸品である越前鬼瓦を模したお菓子なのだそう。同市にある芦原温泉駅には鬼師と呼ばれる越前鬼瓦の作り手が制作した印象的な鬼瓦が飾られています。
最中を袋から取り出してみると、中の鬼瓦はまた違ったデザインです。どうせなら鬼の絵の方が鬼瓦らしくてよかったなと思いつつ、こちらの瑞雲を思わせるデザインにも趣があります。
YouTubeのあわら市公式チャンネルで公開されている鬼師の映像(20160905_OurLuster 西郡正義(鬼師))にも、似たデザインの鬼瓦が実際に使用されている様子が紹介されています。越前鬼瓦に興味のある方はいちどご覧になってくださいね。
裏面も同じデザイン。最中生地は柔らかいタイプで餡がたっぷり入っているのが手から伝わってきます。
最中の側面からは中のお餅がちらり。
えちぜん鬼瓦を手で割ってみます。サクッとした最中種が割れ、ぎっしり詰まった粒あんととろりとしたお餅が現れます。
お餅は羽二重餅。ふんわりとした質感で柔らかくよく伸びます。
断面はこちら。
頂いてみると、つやつやとした粒あんととろとろの羽二重餅がボリューム満点。これ一つでおなかが満たされそうな満足感があります。最中種は薄めでサクッとした食感。あんこがたっぷり入った和菓子が好きな方にお勧めです。
馬面昭栄堂さんのえちぜん鬼瓦は、福井にある店舗で購入できるほか公式サイトからもお取り寄せが可能です。厄除け・魔除けとして使われてきた「越前鬼瓦」を模した最中、縁起菓子としても喜ばれそうな一品でした。
ショート動画(35秒)でもお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。
今回ご紹介したお店とお菓子
馬面昭栄堂
えちぜん鬼瓦 10個入 2,940円(送料込)