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「富士サファリパーク」は大雨だった!雨の日の動物たちの様子は?体験レポ

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。家族で静岡県にある富士サファリパークへ。「この日だけは降ってくれるな」という願いも虚しく激しい雨。富士山は全く見えず、それどころか真っ白な濃霧まで…。

今回は「富士サファリパークに行ったら激しい雨だった…」という体験談をゆる~い内容でレポしましょう。

静岡県道24号富士裾野線の様子(助手席からの撮影)
静岡県道24号富士裾野線の様子(助手席からの撮影)

大阪から車を走らせ約5時間。高速道路から県道24号へ。山道を進むほど雨は激しさを増し霧も強くなった。週間予報から怪しかったので覚悟はしてたが予想以上の悪天候。こうなると開き直るしかない。

「こんな日は近隣の人は来ないだろう。だから混まず空いてるはず」と…。サファリゾーン入口に到着すると霧で一面真っ白だった。

富士サファリパークへ

富士山の麓に広がる日本最大級のサファリ!それが富士サファリパークだ。車に乗って見学が出来るサファリゾーンには約60種類・900頭の動物たちがノビノビと暮らしている。

さて、雨の日の富士サファリパーク。不安もあったが実際には悪い点ばかりではない。予想通り混雑が少なく、マイカーで入れるサファリゾーンでは後ろの車に気を使わずゆっくり楽しめた。

また、霧が幻想的なのも良い。フタコブラクダが霧景色によく合う。

そしてシロサイも。

あと、動物たちは思っていた以上に活動的だった。動物たちにとって雨はあまり関係ないのかもしれない。これは勝手な推測だが…。

ラマがこっちに来た!

そして、”通せんぼ”するかのように車の前で立ち止まる。コレがあるからサファリは面白い。しかし、ずっと動かない…。

ちなみに、ラマは南アメリカのアンデス山脈の標高4,000mくらいの高地で家畜として飼われているそうだ。

おとなしい動物で人にも慣れるが、怒ったり、機嫌が悪い時には胃液(胃の内容物)を吹きかけて攻撃してくることがあるという。耳を後ろ側に倒した時は機嫌が悪いので要注意だそう。

なかなか動いてくれない。「こりゃ~長丁場になるか?」って思っていたら、レンジャーの車(動物を監視している車)が来てラマを誘導してくれた。

ちなみに、サファリゾーンは舗装された2車線の一本道。1周は約4.5km。7つのゾーン(クマ、ライオン、トラ、チーター、ゾウ、一般草食動物、山岳草食動物)に分かれている。

言うまでもないが草食動物と肉食動物は別々のゾーンに分かれている。例えば、「ライオンゾーン」に入るとライオンが群れをつくってゴロンっと寝転がっている姿が見られる。

車を止めて見ていると、急にライオンがムクッ!と起き歩きだした。

動物の形をした「ジャングルバス(園内周遊バス)」がやって来たからだ。このバスに乗ると”エサあげ体験”ができる。所要時間は50分間ほど。

バスに乗ってエサあげ体験、そしてマイカーから見学、どちらも楽しみたい。やはり悪天候の日は混雑がマシなよう。

サファリゾーンで雨の日の欠点は…

雨の日のサファリパークは混雑も少なく、動物も活動的で思ったほど悪くない。しかし極めて残念な点がある。それは”窓ガラスの水滴”だ。

サファリ内では危険なので窓を開けて水滴をふき取ることは絶対に出来ない。だから動物たちが見ずらいと言う点、また写真を撮る時に窓の水滴が入り込んで邪魔をしてしまう。特にスマホで撮る時はより悩ましい。

そこで、下の写真はミラーレスのカメラに望遠レンズを付けたもの。すると水滴が映らないので比較的キレイに撮れた。

例えば、シマウマもスマホで写真を撮ると…

望遠レンズを使うと、随分と改善される。私はカメラは専門ではないので、プロのような写真は撮れないが、まぁOKでしょう。

雨が強く降っている時…

殆どの動物たちは「雨なんて関係ねぇ」って感じでピンピンしてたが、私が見た雰囲気で悲壮感に包まれていたのがアメリカバイソンだった。

「雨の日キライ…」って表情が可愛らしい。

その一方で雨を楽しんでいるかのように見えたのはアジアゾウだ。鼻を左右にプランプランさせてリズムをとって陽気に踊っているよう。

そしてアメリカグマだ。

起き上がってる姿は迫力がある。でかい!そしてすぐ近くの木の上ではスヤスヤと寝ている姿も。木登りはお手の物らしい。

今回、このサファリゾーンを私たちはマイカーで計3周した(1周約50分が目安)。さすがに3周もすれば、色んなシーンが見られる。写真も沢山撮れる。サファリを出たら窓ガラスを拭いて水滴を取って再出発も出来る。

天気が良くて暑ければ、動物たちは日陰で寝ていたかもしれないが、雨のお蔭?で思っていた以上に活動的に見えた。

考え方次第なのかもしれないが、雨の日も悪い事ばかりではない。そう感じた。

ちなみに、アムールトラはずっと歩き回っていた。今回サファリゾーンを車で3周したが、3周とも車の周辺をウロウロとしてくれた。

やっぱり、これが一番迫力あったなぁ~

今回は雨だったのでマイカーの「サファリゾーン」に一番時間を使った。もちろん、この後「ふれあいゾーン」にも行った。雨が強かったので不自由な点もあったが、全然アリだろう。もちろん次は晴れの日に行きたいが…。

あ!最後に、もう一つ雨で残念だった点があった。富士山が全く見えなかったこと。それを加味して考えると、やっぱり晴れの日が良いな。

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富士サファリパーク
住所:静岡県裾野市須山字藤原2255-27
電話番号:055-998-1311(代)
※入園時間は詳細は公式サイトにてご確認下さい
定休日:年中無休
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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