言葉の発達には段階がある!?発達ゆっくりな我が子にも効果あり!物の名前の覚え方
4児のママ、にこはなです。Instagramでは、暮らしの中でできるモンテッソーリ教育ベースの土台をつくるおうち遊びを紹介しています。
子どもの言葉の発達が遅かったりすると、心配する親御さんは多いと思います。
我が家にはダウン症の次男がおり、言葉の発達に関しては心配した時期もありましたが、通常よりゆっくりな年中~年長に一気に言葉の爆発期がやってきて、7歳の現在は、とてもよくお話します。
実は言葉を発しなくても、その前に、言葉をたくさん聞いて、吸収して、物と名前を一致させて理解して…たくさんの土台を作っている最中だったりするんです。
その時期が長い子もいれば、短い子もいる。
言葉の爆発期を迎えると、一気にお話が上手になる子も多いので、あせって不安になるだけではなく、それまでのかかわりで、出来ることを、知っておきましょう。
今回は、物の名前の覚え方の段階について、3STEPでご紹介します。知的障害のある子どもたちの学力を上げた効果的なセガンの名称練習というモンテッソーリ教育でも使われる方法。
発達ゆっくりさんだけではなく、小さなお子さんとの関わりにも、親が知っておくと、今このSTEPにこの子はいるんだな。と知ることで、楽になるかもしれません。
STEP1 物の名前を伝える
きゅうり、にんじん、なすなどと、物の名前だけをゆっくりとはっきりと伝えます。まずは、3つ程度のものから始めましょう。
この時使うものは、できるだけ実物がおすすめ。香りや手触り、色などを、五感を使って認識する子どもの学び方に、ぴったりの方法です。
STEP2 物を身体を使って選ぶ
名前をたくさん伝えたら、なすちょうだい。なすここに置いて。など、子どもが実際に動きながら身体を使って、何度もゲームのように繰り返す。
この時はまだ、子どもに発語は求めなくて大丈夫です。物の名前はわかる。だけどまだ言葉にはできない。この時は一生懸命吸収している段階です。アウトプットはあせらずに。
STEP3 覚えた物をアウトプットし、確認する
これは何?と、ここではじめて物の名前を声に出して言ってもらう段階に。
実物が理解できた子は、徐々にカードなどでも同じものを認識するようになっていきます。
【繰り返すのには理由があった…】DAISOのスライムを使った遊びに子どもが夢中になる理由(にこはな) -
つい話が出来ることがすごいと思いがちですが、あくまでもそれは、見える部分であり、氷山の一角。あせらずに、インプットの時期のたくさんの土台を大切に。なんと、まだお腹にいる胎児7か月あたりから、子どもの聴覚は発達し、すでにインプットをはじめているんだとか・・・
そう思うと、赤ちゃんのうちから、たくさん話かけることが大切ですね。