【富士宮市】観光の拠点としても、癒しの場としても 『富獄温泉花の湯』は富士宮の魅力が詰まっています!
近隣最大の温泉施設『富獄温泉花の湯』は、富士宮周辺の観光拠点として人気のある宿泊施設ですが、食事処や休憩所完備、無料で館内着やタオルを貸し出してくれるので、癒されたいと思い立った時に気楽に立ち寄れます。
昼間と朝晩の気温の差が激しくなって来たこの頃、夕方になると冷え込んで温かさが恋しくなるので、『花の湯』に立ち寄ってみることにしました。
場所
国道139号線沿い、登山道入口の信号を南側に曲がり、ココス富士宮店さんを通り越したT字路を左に曲がってすぐです。建物手前、そして建物地下に広々とした駐車場があります。
施設
アジアンテイストなエントランスには鉱石アメジストとパイライト、そしてブルーに輝く水槽には大きな金魚たちが悠々と泳いでいます。
入口で靴を脱ぎ、下駄箱へ。鍵は入館時にフロントに預けます。
フロント奥の売店には『ミルクランド』、『まかいの牧場』などのお土産、『牧野酒造』、『富士高砂酒造』、『富士正酒造』、『富士錦』など富士宮を代表する酒蔵のお酒などが並んでいました。他にも富士宮市の特産品や『GKBの地ビール』などもりだくさんです。
売店で購入した陽だまり花プリン(¥400)は、『アンジュローブ』製でした。
お風呂上りのスイーツで頂きましたが、濃厚でおいしい!お土産用にも購入してしまいました。
売店奥には、卓球やビリヤードでアクティブに遊んだり、ゲームで楽しむこともできます。
2階に続く階段には、富士宮を代表する写真家小林修史さんの写真が飾られていました。
こちらの写真は季節ごとに入れ替えられているのだそう。四季折々の素晴らしい景色を館内にいながら眺められるなんて、素敵な計らいです。
2階の漫画コーナーには読みたかった最新の漫画も用意されているので、シャンデリアの下のリラックスできるロッキングチェアに腰かけて心行くまで漫画を読み漁ってしまいました。
また無料で使えるマッサージ機で、ゆったりと疲れを癒したり、ファミコンで懐かしいゲームをプレイしてみたり、休憩室で談話したりと、思い思いに充実した時間を過ごすことができます。
陽だまりキッチン
温泉施設内の食事処ですが、お料理は侮れません。
ご当地グルメの富士宮やきそばや地酒、伊豆の国ビールも堪能できます。
野菜がたっぷりの鶏の黒酢餡定食はボリューム満点です。ほんのりの酸味で優しい味付けです。
一枚一枚が大きくて厚いローストビーフ丼。こちらもしっかりと野菜が乗っているので体が喜ぶ味です。
店員さんにおすすめしてもらって食べた満点にんにくのてんぷらはやわらかくほくほくでほとんど臭みもなく、驚きのおいしさ!
食事のみの利用やカフェとしての利用もできる陽だまりキッチン。
平日11:00~14:00は日替わりランチもやっているそうです。
温泉(女湯)
屋内風呂
無重力のような体験ができる死海の湯は、入ると身体がぷかぷか浮かびます。
ブラックトルマリンとローズクオーツの原石が沈んでいる天然鉱石風呂は、すぐ近くにある『鉱石のすみか』とのコラボで実現したお風呂です。
小さなお子さまとお母さんが気兼ねなくゆっくりと浸かることができるモンロー風呂も2台あります。
露天風呂
2個の陶器風呂は季節に応じた薬湯になっています。一人でゆったり浸かれるので、リラックスできます。
高濃度炭酸泉は、入っていると皮膚に炭酸が付着。効果を考えて温めの温度で設定されているそうですが、入っていると身体がぽかぽかに温まります。
ぬるめの寝湯で横になると、露天に植樹されている金木犀の良い香りが漂って来ます。今の時期だけの特別なひとときです。
季節ごとのお湯を月替わりで楽しめる替わり湯は入口に書いてあったじっこうでした。じっこうの湯に入ると、冷えた体がぽかぽかに温まりました。
草津温泉の成分を取り寄せて再現されている草津の湯はまるで旅行に来ているような温泉でした。
サウナ
ミネラルウォーターにも使われているちょっと熱めの麦飯石サウナ、足元にも備長炭を敷き詰められた備長炭サウナ、薬草成分を含んだ蒸気が充満した釜風呂サウナがありました。
料金
私は夜間券(1650円)で利用しましたが、温泉と夕飯、そして施設内を充分満喫することができました。
感想
疲れがすっきりとする死海の塩風呂や、草津に温泉に行ったような本格的な草津の湯に浸かると、地元にいながら旅行に行ったような満足感が味わえます。
綺麗な施設、親切な従業員の方々、富士宮の魅力が詰まった館内にいると、この上ないおもてなしを受けているようで、癒しとともにゆったりと充電できる時間を満喫しました。
富獄温泉 花の湯
住所:富士宮市ひばりが丘805
TEL:0544-28-1126
営業時間:10:00~翌朝9:00(23時間営業)