【今さら聞けない!】ペグの種類は地面の状況で使い分け!?地面別の最適なペグとは?
皆さん いつもありがとうございます。kurukoyaです。
秋!いよいよキャンプシーズンですね!
キャンプと言えばテントにタープ。テントやタープをしっかり固定するために欠かせないアイテムといえば、ガイロープと...。
そう!ペグ!!
テントやタープを設営するうえでは欠かせない重要アイテムですよね!
しかし、ペグの選択を間違うと、ペグが抜けてしまったり、テントやタープが破れてしまったり、自分だけでなく周囲の人々にも怪我を負わせたりする可能性がありますよね。
そこで、間違った扱いをすると上記の様に怪我や事故につながる可能性もあるペグを適切に選択するために、どの地面にどのペグが適切かを、100均やホムセンで購入できる代表的なペグに関して纏めましたので、共有いたします。
◆先ずは地形・地面別のペグ材質◆
「やわらかい地形や地面ならプラスチックペグ」「硬い地形や地面なら鍛造やチタン製のペグ」などキャンプサイトの地形・地面を考慮した上で適切なペグ材質を選びましょう。
◆一般的に言われる最適ペグは?◆
★鍛造ペグ★
鍛造(たんぞう)ペグは耐久性が高く、多くのキャンパーが愛用する最もポピュラーなペグになりますが特徴は以下になります。テントやタープなど居住スペースを確保するため、安定力抜群の鍛造ペグを使うのが無難ですが、地面との接触面積が小さいので、砂地などのやわらかすぎる地面だとかんたんに抜けてしまったり、重いので、徒歩キャンプや登山などでは、重さがあるため数本まとめて持ち運ぶ際は苦労することもあります。
-特徴-
・最も使用されるスチール製のペグで、先ずはコレを選べは間違いはない。
・強度が高いため河原などの砂利交じりの地面でもガシガシ使える。
・ヘッド部分が特殊な形状でガイロープが抜けにくい。
・ペグのなかで最も重さがあるので、軽量化したい場合はチタン製などを選ぶ。
★Vペグ★
ペグの形状がギザギザしていたり、ペグに小さい穴が空いていたりする、平らなペグのことです。地面との接触面積が大きいので、砂が混じった地面や雨が降ったあとのやわらかい土の地面など、ペグが抜けやすい地面でもしっかり固定できます。
なお、Vだけでなく、U/X/Y字型のペグもあります。U字・V字ペグは、砂浜などの砂地とも相性が良く、一方、X字・Y字ペグは、U字・V字ペグと比べると頑丈で曲がりにくく安定感があるため、土の多いサイトに向いています。
-特徴-
・スタッキング性(重ね性)に優れ、省スペース化が可能。
・アルミ製が多いので、軽く持ち運びが楽。
・長いVペグなどは、砂浜などやわらかい地面で威力を発揮する。
・V字ペグは鋭利なので刺さりやすい。
★ピンペグ★
ピンペグとは、丸みのある棒状のペグのことで先端が鋭利になっているため、草の根っこにも邪魔されずまっすぐ刺さるため、芝生のような地面と相性がよいです。ただし、抜けやすいので、風の強い日には不向きです。
素材にはスチールやアルミが使われることが多く、安価に入手できることから、テントやタープなどの付属品としても使用されますが、小さな石に打ち込んだだけでペグの先端が潰れたり、ペグハンマーで叩く場所を間違えただけでヘッド部分が歪んだりするなど、状況によっては強度不足になることもあります。
-特徴-
・細長い形状のため地面に刺さりやすいが、安いテント等に付属しているものはアルミ製で3mm程度であれば強度や保持性に難がある場合が多い。
・石がなければ、凡そどこでも使用できる。
★プラペグ★
プラスチックペグはその軽さから、強風でペグが抜けても、スチール素材のペグほどの危険性がないと考えられています。ただし、鍛造ペグに比べて強度が弱いため硬い地面には使えません。もし、硬い地面にペグダウンできたとしても、ペグを抜くときに途中で折れてしまう恐れがあります。
また、一般的に地面からペグを抜くときは回転させて抜きますが、プラスチックだと強度が足りず真っ二つに折れてしまいます。このため、砂地以外で使う用途はないといっても過言ではありません。
なお、砂浜専用ペグと言う意味では、サンドペグなどもあります。
★サンドペグ★
今回ご紹介のペグが、世の中すべてのペグではありませんが、皆様の快適なアウトドア生活の一助になれば幸いです。