【今更聞けない!】玉どめ、玉むすびの違いって何?!失敗しない玉むすびの作り方も紹介♪
みなさんこは!ハンドメイド作家のおひつじです。
よくお裁縫からしばらく離れていると「玉むすび、玉どめすらやり方を忘れているよ〜!」という方が多くいると思いますが、その「玉むすび」「玉どめ」の違い…覚えていますか?
小学校の家庭科で教わって以来だと忘れてしまっている部分が多いかと思います。
今回は入園、入学準備や新学期の準備などでまたお裁縫をやる必要が出てきたときのために、きほんの玉どめ、玉むすびのやり方をまとめてみました♪
玉どめ、玉むすびの違いは?
玉どめと玉むすびの違いは「縫いはじめにするか、縫いおわりにするか」です。
縫い始めに糸端に結び目を作るのが「玉結び」
縫い終わりに結び目を作って固定するのが「玉どめ」です。
玉どめの作り方
玉どめの作り方は1通りです。
①縫い終わりに針を乗せる
縫い終わりの針が出てきた部分に針を乗せます。
②針に糸を巻きつける
そのまま針に糸を2〜3回巻き付けます。
このとき、巻き付けている糸にたるみが出ないようにし、布と針がしっかりと固定されているようにするのがポイントです。
③針をおさえる
②の巻き付け部分を親指でしっかりとおさえます。
ここでも針と布の間に糸のたるみがないようにしておくことをイメージしておくと失敗しにくいです。
④針を引き抜く
③の状態のまま、もう片方の手で針を引き抜きます。
③の親指を針を最後まで引き抜き切るまで離さないようにすることでしっかりと布に密着した玉どめが出来上がります。
玉結びの作り方
玉結びの作り方には2通りあります。
指に巻いて作る玉むすび
①指に糸を巻きつける
人差し指に糸端を×の字を描くように巻き付けます。
②糸をねじる
①の状態から親指を滑らせて糸をねじります。
③指から輪っかを抜く
②の状態の人差し指からそのままねじりながら輪っかを引き抜きます。
④糸を引き切る
③でつまんだ指の形はそのままにして、反対の手で糸を引き切ったら結び目が出来上がります。
針に巻いてつくる玉むすび
①糸と針を指に乗せる
人差し指の上に、糸端と針が×の字になるようにのせます。
②針に糸を巻きつける
そのまま針に2〜3回ほど糸を巻き付けます。
③巻き付けた部分をつまむ
②で針に糸を巻き付けた部分をしっかりとつまみます。
④針を引き抜く
針をしっかりと上に引き切ったら結び目ができます。
いかがでしたか?小学校で教わることが多いのは”指に巻いて作る玉むすび”かと思いますが、それだとどうしてもできない、結び目がぐちゃぐちゃになってしまう…という方はぜひ”針に巻いて作る玉むすび”で挑戦してみるのがおすすめです。
お裁縫に挑戦したいけど、ご無沙汰すぎて玉どめ、玉むすびすら不安という方はぜひこちらの記事を見返して、また一歩踏み出すきっかけになっていただけたら嬉しいです!
刺繍に興味があるから針しごとをしてみたいけど道具がない!という方については「最初に揃えたい刺繍道具について記載した記事」もありますのでぜひ参考にしてみてください♪
執筆者:おひつじ