ギラヴァンツ北九州、夏限定ユニをお披露目。背中に大輪の打ち上げ花火
北九州市内7区の名所や夏の風物詩がデザインされたサッカーJ2・ギラヴァンツ北九州の夏季限定ユニホームが完成。7月23日、柱谷幸一監督やキャプテンの前田和哉選手らが北橋健治・北九州市長を表敬訪問し北九州らしさがぎっしりと詰まったユニホームをお披露目した。この限定ユニホームは7月26日の大分トリニータ戦から4試合にわたって着用する。期間を限ったユニホームを着るのは昨年に続いて2回目で、デザインは一新した。
わっしょい百万夏まつりとコラボ
ユニホームはギラヴァンツ北九州とわっしょい百万夏まつり(8月2日・3日開催)がコラボしたもの。前面には小倉城、若戸大橋、東田第一高炉、平尾台、門司港駅、折尾駅がデザインされ、背面は夏まつりで打ち上がる花火が大きくあしらわれている。選手たちはこのユニホームを7月26日の大分トリニータ戦から8月10日の水戸ホーリーホック戦まで4試合で着用する。このうち本城陸上競技場で開催するホームゲームは大分トリニータ戦と8月3日のコンサドーレ札幌戦の2試合。
このユニホームを柱谷幸一監督が北橋健治・北九州市長に贈呈。
柱谷監督が「前半戦は勝ち点33の5位だった。後半戦は33以上の勝ち点を目指していきたい」話すと、北橋市長も「現在の5位は現場の熱心な努力のたまもの。喝采を贈りたい」とエールを送った。また北橋市長は「祭りに沸く北九州にふさわしいカラー。JRの主要駅でもユニホームを着るようになり応援の輪が広がっていると実感している。ますますの躍進を期待したい」と期待を寄せていた。
表敬訪問にはわっしょい百万夏まつりの兒玉雄太実行委員長も同席。同まつりでは約800着のスタッフ用のポロシャツやTシャツを用意するが、こちらもギラヴァンツ北九州の限定ユニホームと同様のデザインに仕上がっている。兒玉実行委員長も「市民の誇りであるギラヴァンツ北九州をしっかりPRしていきたい」と述べ、ギラヴァンツ北九州と二人三脚での盛り上げを誓っていた。
小倉駅などではユニ着用でエール
監督や選手たちは市長表敬訪問後、小倉駅に移動。駅や構内のショッピング施設が取り組むギラヴァンツ北九州応援企画「イエロー大着戦」のあいさつに立った。この企画は駅員やスタッフがギラヴァンツ北九州のチームカラーを身にまとって盛り上げに一役買おうというもの。JRの小倉、黒崎、折尾の各駅と小倉エキナカひまわりプラザ、アミュプラザ小倉、あるあるCity、ステーションホテル小倉が参加するほか、以前から取り組んできた北九州市市民文化スポーツ局も継続して活動し庁舎2階の同局と市漫画ミュージアムでも黄色の応援シャツを着る。
小倉エキナカひまわりプラザで開かれたセレモニーでは、各施設の担当者などが「地域のみなさんと一緒に応援して盛り上げていきたい」と述べ、柱谷幸一監督が「非常に大きな力をいただいている。北九州を黄色に染めていきたい」と応じていた。
限定ユニホームを実際に着用した前田和哉選手は「身の引き締まる思い。昨年は限定ユニホームの試合で勝てていないのでまずは1勝したい」と意気込みを語り、今週末の九州ダービー・大分トリニータ戦での必勝を誓っていた。ユニホームの予約販売はすでに終了しているが、一般販売として数量限定で7月26日からスーパースポーツゼビオ・イオン若松店と同小倉東インター店で販売される。