「パスタのゆで塩」←「どうして?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
「ラーメン」・「そば」・「うどん」・「そうめん」・「パスタ」、皆さんはこの中でどれが1番好きですか?もし、あなたの回答が「パスタ」なら今回の内容は絶対に見逃せません!先程の5つの中でパスタだけ“ある特別なコト”をやっています。皆さんは何か分かりましたか?
それは…「茹でるときに塩を入れる」
でも、何の為に塩を入れるのか、理由を知っていますか?今回は「パスタ×塩」の謎に迫りたいと思います。『明日は会議だけど、今夜は「ペペロンチーノ」や!!』という人は、ぜひ最後までお付き合い下さい!
今回の目次
- 塩を入れる理由は2つある
- 麺のコシを出す
- 下味をつける
- 塩を入れる目安
- まとめ
塩を入れる理由は2つある
パスタを茹でる際に塩を入れる理由は2つあります。
1つ目は…麺のコシを出すため/2つ目は…下味をつけるため
それでは、1つずつ具体的に解説したいと思います。
麺のコシを出す
1つ目の理由は「コシを出す」です。
麺を食べる際によく『この麺、コシがいいね!』と言いますが、皆さんはコシを説明できますか?
麺のコシとは…麺が持つ弾力性や噛みごたえのことを指します。
でも何で、塩を入れると「コシ」が出るのでしょうか?分かりやすく、解説しました!
【解説】
お湯に塩を加えると、「塩分濃度」が上がります。これにより、麺は水分を吸収しにくくなり、その結果、ゆで上がったパスタはコシのある食感に仕上がるのです。
「塩」→「塩分濃度がUP」→「麺が水を吸わなくなる」→「コシUP」
下味をつける
2つ目の理由は「下味をつける」です。
この下味というのは…パスタ自体に完全な味をつけるわけではなく、ソースとの調和を図るための下味です。
しょっぱい熱湯で茹でることにより、パスタ全体に均一に塩味をつけることができます。
塩を入れる目安
一体どのくらいの塩を入れればいいのでしょうか?
一般的には、鍋に入れる水の量に対して塩を1%加えると言われています。つまり、水1Lに対して塩は10gです。しかし、1%の塩ではほとんど効果が感じられないことが多いです!
私は2%〜2.5%の塩分濃度をオススメしています。
水1Lに対して塩は20g〜25g。ちなみに海水の塩分濃度は約3.5%。
まとめ
- 塩を入れる理由は2つある
- ①麺のコシを出す ②下味をつける
- 2%から2.5%の塩分濃度がオススメ(水1Lに対して塩は20g〜25g)
【もっと勉強したい人へ…】
「もやしの寿命を2倍にする裏ワザ」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!