【札幌市中央区】じわじわ浸透! オリジナルの餡が人気の「信州おやき」の店「円山おやき満月堂」!
私たち道民は、「おやき」とえば、中にあんこやクリームが入った「今川焼き」をイメージする人が多いのではないでしょうか? 今回は長野県の郷土料理の「おやき」の専門店「円山おやき満月堂」をご紹介します。
北海道では、"おやき=今川焼き”
私たち道民が「おやき」というと、甘めの生地にあんこやクリームが入った「今川焼き」をイメージする人の方が多いのではないでしょうか?
一方、長野県の郷土料理として知られる「おやき」は、小麦粉や蕎麦粉などを水で溶いて練り、薄くのばした皮で小豆や野菜などで作った餡(具材)を包み、焼いた食べ物。
形状は円形で、直径8~10cm程度が一般的。餡の材料には野菜や山菜が用いられるのが一般的で、長野県の名物である野沢菜漬もよく入れられます。このほか、ナスやキノコ、カボチャ、切り干し大根などで、味付けは味噌やしょう油、塩などさまざまな種類があります。
長野県の寒冷地である北信地方や安曇野地方が発祥で、冬季における米の代用食として各家庭に受け継がれていきました。次第に観光資源としての価値が高まるにつれて、おやきを常食する食文化のない地域までも含めた長野県全域の名物として広まったようです。
ヘルシーなファストフード「おやき」
2021年4月にオープンした「円山おやき満月堂」。オシャレなお店が立ち並ぶ円山裏参道エリアにあります。
私が最初にこのお店のおやきを口にしたのは、今年の百貨店の催事に出展されていた際に購入した「水なすおやき」。7、8月の夏限定商品なので、残念ながら写真はありません。
私は、いわゆる「おやき」は、野沢菜が入ったものした食べたことがなく、水なす自体は食べたことがありますが、漬物やサラダとして食べたことしかありません。それに水分が多いから水なすと呼ばれているので、おやきに入っていたら、いったいどうなっているんだろうと思って食べた記憶があります。
みずみずしい水なすと特製の甘味噌を一緒に包んでいて、とても美味しかったです(また食べたい!)。
お店のドアの横に、その日のおやきのおしながきが出されています。
本当はすぐに食べたいのですが、今現在はテイクアウトのみの営業となっています。
今回は、信州おやきの定番である「野沢菜」と「チンジャオロース」「きのこチーズ」「りんごとバナナ」をセレクトしました。
まずは、お茶請けに王道の「野沢菜」から。前に試して美味しかったので、今回もラー油をたらしていただきます!
おやつタイムには、「りんごとバナナ」をコーヒーと一緒に。りんごやバナナの自然な甘さにシナモンパウダーがかかって、よりおやつ感が増します。
スポーツ観戦しながらビールと一緒に食べたのはこちら! こちらは両方ともレンチンしてホカホカを食べました!
「おやき」のいいところは、片手で食べやすい、具材によって食べるシーンや飲み物を変えて楽しめる、そして温かくても冷たくても美味しくて腹持ちも良くて満足! 何かホッとする食べ物ですね。
季節ごとに行きたいお店です。
<円山おやき満月屋>
*住所:札幌市中央区南1条西22丁目1-18 Build裏参道1階
*TEL:011-213-7304
*営業時間:11:00~17:00(LO16:30)
*定休日:月・火曜日(月曜日が祝日の場合は火・水曜日) 不定休あり