【神戸市中央区】北野異人館の風見鶏の館が耐震工事へのカウントダウン中 見学するなら今がチャンス
神戸北野異人館のシンボル的建築物の風見鶏の館が長期の耐震改修工事に入ることが発表されました。風見鶏の館では、休館までの間にクロージングイベントや最終日へのカウントダウンが行われています。改修工事前の風見鶏の館を取材してきました。
風見鶏の館はドイツ伝統様式を用いた洋館
風見鶏の館は、ドイツ人貿易商のトーマス氏が1909年(明治42年)頃建てたドイツ伝統様式を取り入れた洋館です。ひとつひとつの部屋にはドイツ人としての主(あるじ)のこだわりが詰まっています。ここでは建物の細部についての紹介は省きますが、訪問した際には館内の案内コメントと合わせて見学するとより理解が深まるはずです。
さまざまなクロージングイベントが開催中
風見鶏の館の耐震改修工事による休館は2023年10月1日から始まります。現在のところ工事は約1年半ほどの期間を見積もっているとのことです。この工事期間は風見鶏の館には入ることはできません。なお、工事中は建物が囲いなどで覆われる予定はないそうで、洋館の外観を見ることはできるとのことです。工事期間も風見鶏の館の外観は見られるとのことで少し安堵しますね。
館内には、屋根に設置されている風見鶏の実物と同じサイズ同じカラーのレプリカと一緒に撮影できるコーナーも作られています。レプリカの横には休館までのカウントダウン日数のプレートもあります。来館の記念に撮影してみてはいかがでしょうか。自撮りがしやすいようにスマホスタンドも用意されています。
「風見鶏の館への想い展」とのタイトルで有名アーティストが風見鶏の館をモチーフに描かいた絵画などが展示されています。
この展示コーナーには風見鶏の館が一躍有名になるきっかけとなった朝ドラ「風見鶏」でヒロインを演じた新井晴みさんからのコメントなども展示されています。今改めてヒロインが語る風見鶏の館の思い出は必見です。
来場者が風見鶏の館への想いをふせんに書いて貼ることができるコーナーも作られています。これまでの風見鶏の館への思い出や見学して感じたことなどを書き残してみるのも記念によさそうです。
風見鶏の館は2023年9月30日を最後にしばらく耐震改修工事期間に入ります。神戸異人館のシンボル的洋館を見学希望なら今がチャンスです。
風見鶏の館
神戸市中央区北野町3-13-3
開館時間 9:00~18:00
大人500円
2館券(風見鶏の館・萌黄の館)650円
シティーループ1日乗車券持参の方450円
高校生以下無料
JR・阪急・阪神・地下鉄「三宮駅」北へ徒歩15分
公式サイト