JR香芝駅を降りて1分程度のところに、香ばしい唐揚げの香りが漂ってくるお店があります。

鶏肉専門店・とり香杏（かきょう）です。

大山どりが食べられる数少ない店

こだわりの大山（だいせん）どりの精肉をはじめ、大山どりを使用した唐揚げに焼き鳥を販売しています。テイクアウトのみの販売店です。

このお店は鳥取県大山のキレイな空気と、ミネラル豊富な地下天然水で育てられた鶏を、鶏肉本来のおいしさを引き出す製法で精肉された銘柄鶏「大山どり」を扱っている数少ない専門店です。

もともとは広陵町にあるチキンショップ仲島という鶏肉専門店が始まり。今回取材したお店は二代目・娘さんのお店です。2009年に「とり香杏」という名でスタートしました。

もちろん鶏肉専門店なので、さまざまな部位の鶏肉がケースに入って販売されています。

このお店の人気商品は唐揚げと焼き鳥。

ともに味のバリエーションが豊富で、いつもどれを買って帰ろうか迷うぐらい。

金比羅祭に欠かせない唐揚げ

我が家では毎年、7月10日に行われる下田の金比羅祭りの時にカップ入りの唐揚げを家族分買って帰り、夕食にしています。

祭りの日の夜は下田界隈の多くのご家庭で、夕食に唐揚げを食べているのだろうと想像できるぐらい、長蛇の列ができます。

私は今回、

• 唐揚げ100g250円を500g
• 焼き鳥もも串（たれ味）120円を2本
• 焼き鳥ずり100円を2本
• パック販売されていた250円の鶏手羽中の甘辛味1パック
• コロッケ5個

を買って帰りました。

そういえばマイバッグ用意していなかった…!と思ったら段ボールの箱に入れて持ち帰れるようにしてくださいました。店員さんがおっしゃるには、「袋だと熱気がこもってせっかくのから揚げがしなっとなってしまうから」とのことでした。お心遣い、とてもうれしいです。

おうちでおいしくいただきました

おかげで、ほぼ揚げたてに近い状態で持って帰ることができました。

まだ夏休みで家にいた子どもたちは、唐揚げを見て歓喜の声。そうか、そんなにうれしいのか。

夕食用と言っているのに「今すぐ食べたい」と言い張る子どもたち。

彼らの交渉とあまりにもおいしそうな香りの誘惑に負け、

「一人1こずつね」

と、揚げたてをいただきました（親子グルで内緒のつまみ食い。夫、ごめん）。

衣の「パリ」感とお肉のジューシー感がたまりません。先につまみ食いしてよかった(笑)

そして夕食時にもいただきましたが、冷めてもジューシー感が失われていないのがとてもうれしい。500gマイナス4個、瞬く間になくなりました。

こちらは手羽中の甘辛です。

山椒のパンチがいい仕事をしています。実は私、山椒が苦手だったのですがこれのおかげで克服できました。

これは夫の大好物。お店に行くたび、買ってきてほしいと言われます。

焼き鳥は串から抜いてみんなで分けました。

お店の方からのオススメとのことで急きょ買ったのでちょっとだけですが、やわらかいももと、コリっとした砂ぎも、鶏の味わいが生きていて、おいしくいただきました。

家族の間では、砂ずりが好評でした。

予約注文もOKです

唐揚げは基本、注文後揚げてくださいます。そのため、注文後10〜15分は待つつもりで来店するといいですよ。もしたくさん購入する場合はあらかじめ電話で予約しておくといいでしょう。特にクリスマス時季は予約注文がおすすめです。

その他、香芝市内外問わず、さまざまなイベントに出店されている時もあります。

過去には唐揚げ丼が販売されたこともあるようです。

お店で直接購入する以外にも、イベントで出店されているのを発見した時にも唐揚げなどを楽しめるチャンスがありますので、見つけたときにはぜひ、食べてみてください。

唐揚げ丼のように、出店時にしか食べられないメニューに出会えるかもしれません。

店舗詳細