沖縄地方 梅雨入り どんな梅雨になる?
【沖縄地方 遅い梅雨入り】
沖縄気象台は、20日午前11時「沖縄地方は梅雨入りしたと見られる」と発表しました。
今年の梅雨入りは平年に比べて11日遅い梅雨入りとなりました。
過去30年で2番目に遅くなっています。(1985年から2014年まで)
20日の沖縄地方は梅雨前線の影響で、今朝から県内各地で断続的に雨が降っています。
梅雨前線に伴う発達した雨雲の影響で20日午後は雷を伴い、激しく降る所がある見込みです。
今年の梅雨入りは平年に比べて11日遅く、去年よりおよそ2週間遅い梅雨入りとなりました。(15日遅い)
【沖縄県民 ようやく梅雨入り】
那覇はここ1週間晴れて、連日の最高気温は30℃前後、梅雨入りもまだなのにすでに梅雨明けした頃の暑さが続いていました。
久しぶりの雨に沖縄県民は「ようやく梅雨入りした」という印象です。
向こう1週間は、沖縄地方は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。
梅雨期間の平年値は45日間、梅雨明けの平年値は6月23日ごろとなっています。
【梅雨の雨量は?】
先週14日に発表された1ヶ月予報によりますと、梅雨期間の6月中旬にかけての向こう1か月の降水量は、平年並みか少ない見通しとなっています。
那覇では1月から5月中旬にかけての降水量の平年比は各月別にみると20%から60%程度となっており、適度に雨が降って欲しい所です。
19日は、奄美地方で9年ぶりに沖縄地方よりも先に梅雨入りの発表があり、全国で最も早い梅雨入りとなりました。