【調布市】はな恋みたいなロケ地巡りをした(花束みたいな恋をした)
2021年にヒットした、調布が舞台の映画といえば、菅田将暉さん、有村架純さんW主演の『花束みたいな恋をした』。 京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然出会った大学生の男女の5年間を描くラブストーリーです。
略して「はな恋」と呼ばれたり、映画の予告編で使われた Awesome City Clubの『勿忘(わすれな)』がエモいと話題になったり、また最近では「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」の「第4回日本映画人気投票」でも第1位に輝いたりするなど、大きな話題を集めていました。
まだ見ていない人や、日本映画や恋愛映画にはあんまり興味はないんだけどな……という人は、まずはぜひ、この予告編だけでも見てみてください! 2分ちょっとです。
映画の予告編というよりも、調布のプロモーションビデオかと思ってしまいましたね(!?)。そのくらい、映画のなかで調布は魅力的に描かれています。調布市民目線で見ても、映画はとても良いので、ぜひ一度見てみることをおすすめします(2022年2月11日から3月6日までの期間、調布市文化会館たづくりくすのきホールで特別上映も行われるそうです)。
はな恋の映画の余韻に浸りながら、「はな恋みたいなロケ地巡りをした」と題して、映画に出てくる調布スポットを巡ってきました。
まずは、この映画で特に印象的だった、交差点でのシーン(上記の予告編YouTubeの0:53秒あたり)です。なんてことのない交差点ですが、調布の人が映画を見たならきっとピンと来るはず。ここは、御塔坂橋交差点の横断歩道です。調布駅から歩くと25分くらいです。
はな恋が映画館で公開されていた頃は、何もない横断歩道なのにここを訪れて写真を撮る人がたくさんいる謎のスポットとしてテレビでもよく取り上げられてました。
続いて、待ち合わせのシーン(上記予告編YouTubeの1:12あたり)。これは、わかりやすいですね。調布駅前広場です。予告編の動画でも、Suzuki Maiyaさんの多摩川野外映画上映会の絵や駅の表示が確認できました。
また、主人公の二人が暮らすアパートは、多摩川沿いにありました(上記予告編YouTubeの1:56あたり)。丸い橋が見えるので、ここかなというのがわかりました。調布市と稲城市を結ぶ「多摩川原橋」の近くです。
ちなみに、映画内では二人はこの辺りにあるアパートから調布駅へ徒歩で通っている設定だったのですが、JR矢野口駅や京王多摩川駅を使った方が近いんじゃ……?と地元民としてはツッコミを入れたくなりましたね。
また、本予告のYouTube動画には、調布PARCOの前のスクランブル交差点が映っています(下記の0:22あたり)。調布PARCOでは、5階の本屋さんで撮影が行われたそうです。
最後に、映画のキービジュアルにも使われている、有村架純さんが花束を持って二人で歩いていた多摩川。そのシーンは、京王線は映っておらず、遠くにマンションが並んで映っていたので、多摩川橋梁(京王相模原線)の下あたりでしょうか。天気がいい日は、この辺りを散歩すると気持ちがいいです。
調布駅前にある観光案内所「ぬくもりステーション」では、「映画『花束みたいな恋をした』調布市ロケ地マップ」が無料配布されていて、西調布にある道生神社やつつじヶ丘駅付近など、この記事では紹介していないロケ地スポットも載っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。