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【札幌市中央区】寒いからラーメンを食べたくても、ラーメン横丁の混雑がすごすぎた。

ゆべーる地域クリエイター(札幌市)

私にとって、マイナス5度がそばとラーメンの分岐点。

ガイドで道南に数日行っていました。いつもならば暖かい函館ですが、数日間とても寒く、函館山などではマイナス8度くらいになることも。その後の洞爺登別も異常に寒く、札幌に戻って来てもやはり来年より冷えていますね。

特に。

寒い函館の深夜に、ガイド仕事の後、駒場車庫を観察に出かけて市電の撮影をしていたので、芯から身体が冷えました。

そうなると、

私は通常は、そばが大好き。札幌駅の改札内やホームの上で、そして大通駅の近くで何回食べたかわかりません。今カウントすると、今年は80食くらいはそばで、約30回が札幌駅構内でした。ひたすら大衆路線のそばです。

この写真は、今年の夏です。
この写真は、今年の夏です。

それに対してラーメンは、年間20食前後で、うち1/3は第二の故郷函館のお気に入りのお店の塩ラーメン。札幌でラーメンを食べるのは年間10食くらい。ラーメン横丁に来たのも、今年の夏にゲストのリクエストで来たのに続いて、今年2回目。

どうやら私には【そばとラーメン】の分岐点があるようで、マイナス5度を下回ると、やはり鴨や鶏を入れていても、昆布とカツオだしのそばよりも、ポークなどの旨みが身体を温めるラーメンを食べたいスイッチが入るようです。

厳寒期にはやはりラーメン。みなさんは何度以下になるとラーメンが食べたくなりますか?

というわけで。

【元祖さっぽろラーメン横丁】にやって来ました。

私はラーメンアマチュアですし、みなさんにラーメンについて語れるものは、何も持ち合わせていません。

札幌市内のフード巡りのツアーのガイドも担当しているので、その時指定されたラーメン屋に行き、なるほど美味しいねー!などと思うことがある程度の経験値。また今年の1月に除雪のプロモーションツアーのガイドをした時に、4日連続で北24条のラーメン屋に行った、そのくらいしかラーメンに親しむ機会がなかったのです。

故に、なぜラーメン横丁?かと言うと、

一定水準以上のお店ばかりだろう。ラーメンには詳しくないが、とにかくラーメンをお腹に入れてスープを完食してガツンとあったまりたいのだ、今日は帰宅した後もう一度蔵ノ湯に出かける元気はないのだ!

と言うことなのです。

に、しても混みすぎてる。

ラーメンに関しては、日本人、アジア人、欧米人、もう世界中から集まっていますね。もちろん観光スポットなので、ここに並んでいることが、一昨日記事であげた札幌駅のきっぷ売り場のインバウンド混雑が市民生活に影響が出始めているのでは?という事には完全には該当しないかもしれませんが、それにしても人が多すぎでびっくり。そしてくれぐれも他のお店の前に並ぶことは謹んでほしいとは思います。。。

お店によってはラーメン横丁のかなり外まで並んでいます。この列はほとんどインバウンドゲストでした。

ガイドを担当して以来知り合いとなったUKのフードライターが、HOKKAIDOという本をロンドンで出版し、その中には相当ラーメンが詳しく書かれるなど、今や北海道、札幌のラーメンは、世界規模で有名になりつつあります。

私は特に最近、何人かのヨーロッパのフードライターが、北海道の食文化に強い関心を持ち始めているのに注目をしています。またアメリカの軍関係者やビジネスマンなどの間でも、札幌のあのラーメンは美味しいから休みをとって行こうよ、という話になっていることを聞きました。

ミシュランガイドの三つ星基準は、わざわざその料理を食べるために遠くから旅行する価値がある、という基準ですから、そう考えれば、札幌のラーメンは、寿司やスープカレー、ジンギスカンと並んで、まさに三つ星級の食文化と言っても間違いではありません。もっと私も食べなくては!

まあだから、彼らは一期一会のラーメン体験に来ているから、寒空の下凍えながら並んででも食べたいのはわかりますが、私はとにかくあったまりたいのです!

ということで、たまたま団体さん?が出て来たお店を見つけ、一瞬の間隙を縫って入れるお店があったので、そこで辛味噌を使ったラーメンを頼みました。

美味しかった!あったまった!本当にあったまった!

今晩は蔵ノ湯がなくても大丈夫。ラーメンは飲む温泉だ、ありがとう!

2025年度は、少なくてもガイドとして恥ずかしくない程度にラーメンを食べて行きたいと思います。

観光用ではない札幌市民の大好きなラーメンや、やはりインバウンドによる問題が発生していないかも、調べていきたいと思います。

ラーメンはいまや、札幌の食のインフラ、と言っても良い存在でしょうから!

★元祖さっぽろラーメン横丁★

住所: 札幌市中央区南5条西3丁目6

各店舗の情報や営業時間などは、公式サイトをご覧下さい。

地域クリエイター(札幌市)

通訳案内士(全国&札幌)、そしてライターや日本遺産炭鉄港、日本遺産候補小樽、サッポロコンシェルジュのガイドとして、いつも札幌市内の出来事やおすすめ情報を探しに歩いてます。最近、少し鉄気味。交通ネタや都市インフラに興味が行きつつあります。サイダー(シードル)大好き。ホルン(フランス式ピストン)とテナーホーン吹き。

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