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【河内長野市】河内長野駅の床下の表示を見てみよう。鉄道会社の違いによる意外な事実が判明!

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

特に説明はいらないと思いますが、河内長野駅は南海と近鉄のふたつの駅がありますね。ところで、それぞれの改札口に行く床下を見ると、ふたつの鉄道会社の違いが判るというのです。いったいどういうことでしょうか?

まずはこちら、南海高野線の方向を示した表示板で、南海が設置したものです。

同じ南海高野線を指し示す表示板で、こちらは近鉄が用意したものです。よく見ると違います。さてどこが違うのかわかりますか?

南海の矢印
南海の矢印

細かい違いはいくつかありますが、最大の答えは、矢印の形です。南海側の表示板の矢印を見ると、白い丸の中をくりぬくように緑の矢印が付いていますね。

近鉄の矢印
近鉄の矢印

それに対して、近鉄側の矢印は、単純に白い矢印がついているだけです。

これはある鉄道ファンの方から教えてもらいましたが、それを聞いて実際にこうやって見たとき、思わず目からうろこが落ちました。

近鉄線
近鉄線

他の床下の表示板も見てみましょう。こちらが近鉄のものです。

南海線
南海線

こちらが南海の物です。同じような目的の表示なのに、確かに矢印が違う。そこに企業の違いを見出しているのは誠に面白い。

さすがはふたつの私鉄の乗り換えターミナル駅、河内長野ですね。

今回のは普段の生活には支障をきたすわけでも役に立つわけでもない、正直どうでも良い話題ではあります。でも通勤や通学で河内長野駅を利用する際、特にふたつの鉄道会社を乗り換えるときには、いちど床を意識してみてはいかがでしょう。

これはなかなか気づかないものなので、意外に面白いお話。職場や学校の話題作りにはなるかとも思います。

河内長野駅乗り換え口
住所:大阪府河内長野市本町29
アクセス:南海・近鉄河内長野駅直結

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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