「ショットの練習のために落ちていた松ぼっくりを打った」これってルール違反?詳しく解説します!
落ちていた松ぼっくりを練習のために打っている人を、ラウンド中たまに見かけることがある。
マナー的な観点はさておき、これはルールでは許されることなのだろうか?答えとしてはルール上は何の罰打も課されない。
松ぼっくりはゴルフのルールでは、小石や動物の糞などと同じくルースインペディメントに分類される。
ルースインペディメントは無罰で取り除くことができ、その方法は問われない(クラブを使っても良い)ため練習のために打っても特に罰打は課されない。
なおラウンド中に「練習ストローク」を行うことは禁止されているが、ティーや自然物を打つことは練習ストロークとは見なされない。
したがって松ぼっくりを練習に打つことは、ゴルフのルール上は認められているのだ。
しかし松ぼっくりをクラブで打つとフェースが傷付く恐れもあるため、筆者としてはあまりお勧めはできない。
また調子を整えるために練習に打つとしても、危険防止のため同伴者がいない方向に打つことは心がけるべきだろう。
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