【盛岡市】子どもも大人もみんな無料の食堂。人が集い、居場所をつくる「ももも食堂」
こぎです。ここ数年、取材をしているとびっくりしたことがあるんです。
それは、小学生が学校が終わり、ひとりで飲食店により、水だけを飲んで自宅に帰る。…嘘だと思いますよね?それが本当の話なんです。
離婚してシングルの家庭で、親は日中仕事。子どもは学童にも行けずに鍵っ子。
子どもたちの居場所はなくなってきているという話もよく耳にします。
でも、子どもだけにスポットが当たりがちなんだけど、大人も居場所がない人が多いみたい。以前からそういう話は聞いていましたが、近年世代間交流(少子高齢化や核家族化が進み、家庭内で高齢者と子どもが関わる機会が減少している中で、地域において世代を超えたつながりや相互理解を深めること)が減ってきたことを痛感。
我が家も核家族。子どもの視野って親だけの提供ではなく、親以外の人との関わりでさらに深みがあると思う。。。という個人的な話で恐縮なんですけど、私たち子どもの頃って、「おじいちゃんからこれ教えてもらった!」「おばあちゃんって漬物つけるの上手なんだよね!自分たちはマネできなんだよね」っていうことないですか?
これって、今の時代なかなか体験できない事なんだよなぁ…と思うって、長くなってごめんなさい(笑)
何が言いたいのか。
それは世代間交流ができるイベントがあります。しかも無料で
盛岡市津志田中央にある見前地区公民館で「ももも食堂」が開催されます!
2024年9月18日(水)開場18:30~、閉場19:30 1時間の開催。
この活動を行う団体は「NPO法人RINDO Blue Japan」
産前産後ヘルパー事業、家事代行サービス、ベビーシッター業も行いながら子ども食堂なども行っているNPO法人。
この法人は、妊娠の可能性のある男女及び望まない妊娠をした女性に対し、事前の予防活動、講義による普及活動、事後の困窮者保護、相談、伴走支援など福祉に関する事業を行い、望まない妊娠、望まれない命の減少を通して社会の健康や福祉の増進に寄与することを目的とする。
NPO法人RINDO Blue Japanさんに「ももも食堂」についてお話を伺いました。
ももも食堂の由来は大人も 子どもも 誰でもも
いただきますをキャッチフレーズにおこなっています
久しぶり〜 や 一緒に食べよ〜
今日ね、こんな事があったんだよ
と 沢山の会話の中
みんなの居場所になって欲しい思いもあります
過去に活動したカレーを作りのイベントでの様子
NPO法人RINDO Blue Japanに所属するメンバーの一人のみきさん。
「私自身10代で子育てスタートし沢山涙しながら子育てをしてきました。そんな私も30代半ばになり今度は私が子育てに悩んでいる方の力になりたい、また娘達がお母さんになった時に子育てしやすい盛岡市になって欲しく活動しております」
と話す。
「妊婦さんや小さいお子さん〜大きいお子さんの子育て、家事など幅広い支援をしています。お困りの方いましたらお声がけください」
困っている人が「困っている」ってなかなか言えないんですよね。もし一人で悩んでいる方がいましたら、気軽に問い合わせてみて下さい。
性のことや普段人には話せないお子さんでも、助けになるきっかけになるかもしれません。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。