浦和レッズが湘南に4発快勝 4試合ぶりに白星を挙げる
明治安田生命J1リーグ第12節。浦和レッズは、埼玉スタジアムに、湘南ベルマーレを迎えての一戦となった。この試合はアジアチャンピオンズリーグ出場の関係で未消化だった試合で、この試合でシーズンの半分を終えることになる、節目の試合となった。
試合は前半からシュートを立て続けに放ち、湘南ゴールを脅かせる。しかし、なかなかゴールを決めきれない中で、一進一退の展開となるが、19分に試合が動く。MF岩尾憲が最終ラインからロングボールを左サイドから駆け上がったDF大畑歩夢に一発で通すと、大畑がディフェンスの裏を取って、中央のFW興梠慎三にピンポイントのクロス。これを興梠慎三が決めて、浦和レッズが先制する。その後も互いに縦に早い攻撃でチャンスを作り出すもゴールを割ることはできず、前半は1-0で浦和レッズが1点リードをして折り返した。
後半に入り、早々の53分。湘南もサイドからレッズディフェンスに揺さぶりをかけると、左サイドからのMF杉岡大暉のクロスをFW大橋祐紀がヘッドであわせてゴールを決めて、湘南が同点に追いつく。しかし61分、MF関根貴大がボールを受けるとドリブルで侵入して、ゴール前でカットイン。ディフェンスをかわすと、コントロールショットをゴールに決めて、浦和レッズが2-1と勝ち越した。
さらに66分、前がかりになった湘南ディフェンスに対して、カウンター攻撃からMF安居海渡のパスを受けた大久保智明が右サイドを駆け上がると、中央に入ってきた関根貴大にクロス。これを落ち着いて決めて関根が今日2点目のゴールで3-1とした。
アディショナルタイムにもFWホセ・カンテが右からのクロスを湘南ディフェンスがクリアしきれない所を拾って、ゴールを決めて試合を決定づける4点目。試合はこのまま終了して4-1で勝利。浦和レッズはリーグ戦4試合ぶりの勝利となった。