生クリーム不要!混ぜたら終わる:むっちり固めの滑らか!かぼちゃプリン【カラメルソースの作り方も紹介】
皆さんこんにちは!!
チョコレート食べていますか?
パティシエ/ショコラティエの江口和明(えぐちかずあき)です。
かぼちゃが美味しい季節ですね!
今回は、優しい甘みのかぼちゃプリンをご紹介します
むっちり固め食感にも、とろけるようななめらかな口当たりにもできるレシピです。
ぜひお好みのプリンを作ってみてください。
◆濃厚なめらかかぼちゃプリン
所要時間:約1時間20分(焼成時間含む)
※作り方は動画でもご紹介しています。
カラメルの固さの加減など、詳しく見たい方はぜひこちらをご覧ください。
◆材料(パウンドケーキ型15×5.5×6 1台分)
・かぼちゃ(種なし・皮付きの状態) 150g
・全卵 2個
・キビ糖 40g
・牛乳 150g
◆カラメル
・グラニュー糖 40g
・水 45g 大匙3杯
◆作り方
1.カラメルソースを作る
鍋にグラニュー糖を半分程度入れ、弱火にかけます。
溶けてきたら残りの砂糖を入れ、鍋をゆすりながら完全に溶かします。
※ゴムベラなどで混ぜるとジャリジャリになります。側面から色が入ってくるので砂糖液を混ぜるように鍋をゆすって、色が均一になるように溶かしてください。
全体に色が付き、沸騰して大きなあぶくが出るくらいになったら、水を大さじ3加えます。
はねるので、冷たい水
ではなくお湯の方がいいです。やけどに注意してください!
鍋をゆすりながらもう一度沸騰させ、煮詰めます。
煮詰めすぎると固まってしまうので、少しとろみがついてきたくらいで止めてください。
型に流し、冷蔵庫で冷やし固めます。
☆このくらいのタイミングで、オーブンを170に予熱開始してください。
2.かぼちゃをレンジで蒸す
かぼちゃの種を取り、切らずに耐熱容器に入れてラップをして600wのレンジで3分程度加熱します。
柔らかくなったら容器から出し、皮をはがして適当な大きさにカットします。
3.材料をすべて混ぜる
かぼちゃを入れた容器に牛乳、砂糖、卵の順番で入れ、ハンドブレンダーで混ぜます。
ここで、固さを決めるポイントです!!
かぼちゃの優しい食感にほっとするなめらかプリンが良い方は、牛乳を温めて加えてください。
卵のむっちり感が楽しめる固めのプリンが良い方は、冷たいままの牛乳を入れてください。
☆牛乳が冷たいと、焼いている間に卵液とかぼちゃがゆっくりと2層に分かれるので
卵液のプリンのむっちりした食感がはっきりと感じられるプリンになります。
ハンドブレンダー無くてもフードプロセッサーか泡だて器で混ぜることで完成します
4.湯煎焼きをする
プリン液をカラメルを入れた型に流し入れ、お湯を張った天板に置いて160のオーブンで約60分焼きます。
ゆすっても表面が動かないくらいしっかりと焼いてください。
5.冷やして完成!!
焼き上がり粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やし、型から外します。
型の側面にナイフを入れて外したら
お皿をかぶせてひっくり返し、何度か優しく振り下ろします。
※しっかり冷やさないと型から外れないので冷やしましょう
◆ポイントのおさらい
・カラメルの砂糖を溶かすときは、絶対に混ぜない
・カラメルを固く煮詰めたら終わりじゃない!
・牛乳の温度で固さが変わる=焼き始める温度が大切
◆旬を楽しむ、秋のほっこりデザートでした!
いかがでしたか?
とっても簡単に、カフェで食べるような本格的なかぼちゃプリンが作れます。
生クリームを使わなくても、かぼりゃのこっくりした食感が美味しい濃厚なプリンになりますのでぜひ試してみてくださいね。
作り方は動画でもご紹介しています。
より詳しい解説を知りたい方は是非ご覧ください。
☆ご家庭で作れるプロのお菓子レシピを、毎週水曜日にYouTubeで公開中!
なぜこの作業をするのか?、なぜこの材料を入れるのか?など、お菓子作りの「なぜ?」をプロの知識で丁寧に解説しています。
ぜひフォロー&チェックしてみてくださいね。
執筆、レシピ:江口和明
YouTube:KAZUAKI EGUCHI/チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolate
(チャンネル登録者数1.5万人)
<注意>
使用しているテキストや画像、音声等全てのコンテンツの
転載及び無断使用はお断りしております、予めご了承ください