名古屋市西区の『らーめん臺大 』（らーめんだいだい）へ行ってきました。
創業から20年を超えて愛される、薬膳スープと玉子とじが特徴のラーメン店。
もともとメディア掲載多数の人気店ですが、2024年6月にもTBS系列『週刊さんまとマツコ』の「台湾ラーメン味仙」特集の中にも登場したばかりです。
気になっている方も多いのではないでしょうか。

店舗は名駅や栄といった繁華街ではなく、西区中小田井の住宅街にあります。
最寄り駅は地下鉄鶴舞線の上小田井駅か、名鉄犬山線中小田井駅。
どちらからも徒歩10分強なので、車の方が便利かもしれません。
無料駐車場は完備されていますのでご安心ください。
駐車場は店舗前に2台、建物の裏手にも5台ほどありますので、店舗前だけ見て「満車か～」と諦めないでくださいね。

人気の証。サイン色紙がずらり

店内へ入ると壁にはサイン色紙がずらり。
地元の情報番組や、雑誌等で取り上げられた形跡がたくさんありました。
筆者は昔近くに住んでいたこともあり、何度か食べに来ています。
そのころもサインは飾ってあったような気がしますが、数年ぶりに訪れたら、めちゃくちゃ増えていてびっくりしました。

オーダーは食券制

オーダーは食券制。
ラーメン1杯『1000円の壁』なんて言葉も聞きますが、一番シンプルなラーメンは850円から。
魚香麺880円、みそラーメン920円・台湾ラーメン920円・担々麺980円など、1000円以下のメニューも数種類から選べます。
トッピングも味玉、ネギ、のり、ニンニク、もやし、豆板醤、メンマなどお好みでどうぞ。
理由は後述しますが、お腹に余裕のある方はライスの注文もおすすめします。
平日のランチタイムにはライス150円→100円、海苔チャーシュー丼300円→200円とお得になります。

一番人気はこれ！台湾くもたま軟骨チャーシューメン1390円

名古屋のご当地ラーメンと言えば、台湾ラーメン、薬膳ラーメン、そして隠れ名物・玉子とじラーメン。
それぞれの名店、人気店はたくさんありますが、一杯に融合しているものは見かけません。
らーめん臺大の一番人気「台湾くもたま軟骨チャーシューメン』（1390円）は、その3つが融合したトリプルご当地ラーメンなんです。
このメニューは6月に放送された『週刊さんまとマツコ』だけでなく、かつては地元情報番組『タイチサン』（東海テレビ）で紹介されたこともあります。
県外から足を運ぶファンも多い看板メニューです。

実食！

10種類以上の漢方食材を使ったこだわりの薬膳スープをまずは一口。
『雲のような』ふわふわの玉子とじと相まって、まろやかで味わい深いです。

もっちりした中細麺に台湾ミンチが絡んで旨辛！
尖った辛味ではないので、じんわりと額に汗をかきながらもどんどん食べ進められます。
ブラックペッパーもピリッと全体を引き締める良いアクセントです。
そして特筆すべきは、とろけるような軟骨チャーシュー！
箸で持ち上げようとすると崩れてしまいそうなほど、トロトロぷるぷるです。

ひたすら麺をすすり、スープを丼の底が見えるまで飲み干し、気付けば完食でした。
辛いのが苦手な方でも、最後まで美味しくいただけると思います。

おすすめの食べ方・玉子雑炊をお忘れなく

「あ~お腹いっぱい♪ごちそうさまでした』
食べ終わり、ふと壁を見ると『臺大のくもたま麺完食への道』の貼り紙が…。
スープの中にライスを投入して、玉子雑炊にするという魅惑の提案があったんです。
筆者はすでに満腹なうえ、スープも飲み干してしまっていました。
悔しいことに玉子雑炊にできませんでしたが、次こそ試したい食べ方です。
みなさんはライスの注文をお忘れなく。

らーめん臺大ならではの『台湾くもたま軟骨チャーシューメン』

他では味わえない名古屋グルメ・トリプルご当地ラーメンです。
唯一無二の味をぜひお試しくださいね。

※記事内の価格は取材当時のものです。原材料高騰などにより、価格改定がされている場合があります。