【札幌市南区】新しくなった「札幌市交通資料館」 実際に見たり触ったりして札幌市営交通の歴史を知る!
地下鉄南北線「自衛隊前駅」すぐに位置する「札幌市交通資料館」。2017年から休館していましたが、今年5月にリニューアルオープン。大人だからこそ、札幌市営交通の歴史を振り返る楽しみもあります。
また、9月15日には「交通資料館まつり2024」も開催されますので、この機会に行ってみませんか?
触って体験!
1975年に開館し、2017年から、地下鉄高架部の補修工事に伴い、一時休館していた「札幌市交通資料館」。札幌市営交通の歴史を紹介しています。
今年5月に、展示内容を大幅にリニューアルしてオープンしました。
以前は屋外の車両展示のほか、車両模型や乗務員の制服、記念切符など展示が中心でしたが、屋内展示室が格段に広くなり、展示物もさらに見やすくなり、触ったりしていろいろ体験できるものが増えました。
大通駅を模したジオラマ内を走る地下鉄を運転する「札幌地下鉄ライド」では、実物の車両コントローラーを操作して、地下鉄の運転体験ができます。車両の先端には小型カメラが取り付けられ、走行路やホームの様子が画面に映し出されるので臨場感もたっぷりです。
また、各駅や車内のアナウンスが聞ける「市営交通おと図鑑」や、安全に運行できる理由がわかる「市営交通おしごと図鑑」なども、見学に来ていた子どもたちには大人気です。
引き出しを開けると、乗務員が身につけるものなどが見やすく展示されています。
また、屋外には実際に使用されていた車両が展示されています。
突き当りのドアから外に出ます。
こちらも懐かしい! ノスタルジックな大正時代の路面電車「木製22号車」が展示されています。中に入ることもできます。
大人だから楽しめる!
「札幌のりものヒストリー」や「札幌のりものライブラリー」などは、大人の方が楽しめるかもしれません。
昔の写真や車両に付いていた時計や看板なども懐かしいですね。
札幌の地下鉄ってすごいんですよ!
今や、札幌市民の足として欠かせない札幌市営地下鉄。1972年の「札幌オリンピック」開催に合わせて南北線を開通させたのが最初です。国内では4番目の地下鉄でした。
この地下鉄、″世界唯一の本格ゴムタイヤ方式″だということをご存知ですか?
開通した当時、世界でまだ4例しかないゴムタイヤ式を導入。タイヤだけではなく、レールにもこだわりました。一般的な鉄道にあるような2本のレールではありません。「案内軌条」と呼ばれる太い突起が真ん中に1本あり、これを走行用のゴムタイヤとは別の「案内輪」ではさみ、ガイドレールとして進行方向を決めているのだそう。
ゴムタイヤにすることで騒音を抑えられ、加速や減速がしやすいという特徴があります。
9月15日は交通資料館まつり
9月15日には「交通資料館まつり2024」が開催されます。
リニューアル前の交通資料館で展示されていた展示物などを今回だけ特別に展示したり、これまでの「交通資料館まつり」の中では過去最大級の広さの地下鉄や路面電車などの模型が走っているところを見ることができます。
また、北海道のプロバレーボールチームの「イエロースターズ」の選手たちが来て一緒にゲーム対決をしたり、屋外にはグルメキッチンカーが集結するのでランチやスイーツを食べることもできます。
新しくなった「札幌市交通資料館」では、子どもたちが遊びながら学べる体験型コンテンツがいろいろあったり、大人には懐かしいものに触れることができたりするので、ぜひご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか?
<札幌市交通資料館>
*住所:札幌市南区真駒内東町1丁目1番20号
*TEL:011-522-5380
*開館期間と開館時間:4月15日〜10月31日9:30〜16:30
*休館日:水曜日(市内小学校の夏休み期間を除く)
*料金:無料
アクセス地下鉄南北線自衛隊前駅徒歩5分
駐車場なし
施設設備おむつ交換台/授乳室/子どもトイレ/多目的トイレ
HPhttps://www.city.sapporo.jp/st/transportation_museum.html
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イベント情報
交通資料館まつり
令和6年9月15日(日)、札幌市交通資料館を会場に「交通資料館まつり」を開催します!
ぜひ札幌市交通資料館へお越しください。お待ちしています!
※ 雨天決行