「この画像のようなしめじは選ばないで!」八百屋からの警告!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
9月中旬になり、まだ暑い日も多いですが、少しずつ秋らしい気温になってきましたね。涼しくなってくると秋の味覚が食べたくなってくる方が多いと思います。
それを先取りして今回は秋の味覚であるキノコについてお話ししていきます。
きのこの中でよく売れる品目といえば、うちのお店の場合しいたけとしめじです。しいたけは年配の方を中心に根強い人気のありますが、しめじは多くの年齢層に愛されているキノコというイメージがあります。
ただ、しめじは選び方を間違えている方が多く、鮮度の悪いものを買ってしまっている方が多い品目なんです。
そこで今回は「新鮮でおいしいしめじの選び方」を紹介します。
新鮮でおいしいしめじの選び方
新鮮でおいしいしめじの選び方を紹介します。
カサが密集している
新鮮なしめじはカサが株の中心に密集しています。
鮮度が落ちてきたしめじはしなびて柔らかくなるんです。硬さのある鮮度の良い状態の時はカサが密集しているのですが、柔らかくなると下画像のように重力に逆らえなくなりカサが離れてしまうんです。
弾力がある
カサの密集度だけで判断できない方は、軽く触ってみて弾力があるものを選ぶと良いです。
このように書くと「触ると傷むだろ」と言われてしまうことが多いのですが、しめじの場合、鮮度の良し悪しは強く触らなくてもわかるくらい違うので、軽く手に乗せて優しくチェックしていただけると良いのかなと思います。
実際店員も触って弾力を確かめて鮮度チェックしていますしね。
乾いている
本格的に鮮度が悪くなったしめじはカサや軸が湿って黒ずんできます。
キノコが濡れているようなものは異臭がして食べられたものではないので避けた方が良いです。
実際に鮮度が悪いしめじを買ってみた
近所のお店に買い物に行って、お店の中で一番鮮度が悪そうなしめじを購入してきました。カサが密集しておらず、柔らかくて、少し湿っていました。
やはりここまで状態が悪いものは、袋を開けると異臭がして食べるのを躊躇するレベルです。綺麗な状態のもの(下画像右のしめじ)も一緒に購入しましたが、香りが全く違います。
きのこは鮮度チェックの際に撤去のタイミングが難しく、お店によってはこのような状態のものが陳列されたままになっていることが多いので、消費者によるセルフチェックも重要だなと思っています。
ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
新鮮でおいしいしめじの選び方まとめ
今回は「新鮮でおいしいしめじの選び方」を紹介しました。
ぜひこの記事を参考にして、これからの季節おいしいしめじをたくさん食べていただけると嬉しいです。
他にも「真夏でもバナナが1ヶ月長持ちする保存の裏技」や「新鮮でおいしいシャインマスカットの選び方」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。