【京都市ほか】近畿地方梅雨明け!今週が最期の見頃?あじさい観賞から始める西国三十三所めぐり
関東甲信・東海・九州南部が異例の早さの梅雨明けとなり、近畿地方もそろそろでしょうか?例年京都の6月に楽しみといえば「あじさい」。猛暑日が続いているので、ピークアウトしてきており、今週が最期になるかもしれません。今回はあじさいが有名な西国三十三所観音霊場三カ寺をご紹介します。
第十番札所 三室戸寺
三室戸寺は約20000株のあじさいが咲き誇る「あじさい園」を有し、関西トップレベルのあじさいスポットとして人気があります。今年も6月中旬より多くの観光客が訪れ、毎日インスタやTwitterの投稿で美しいあじさいを見かけます。
約50種のさまざまなあじさいは西洋あじさいや額あじさい、柏葉あじさいがあり、ブルーや紫の濃淡の美しさは圧巻です。この時期からは本堂前の約250株のハスの花も見頃になります。
第二十番 善峯寺
善峯寺は京都のあじさい名所として知られるお寺で、約3000坪の白山あじさい苑に8000株のあじさいが植栽されています。山の斜面に沿って咲くあじさいを回遊式庭園から臨むと、その美しさに感動すること間違いありません。
善峯寺は標高300mの高貝で、奥の院からは京都平野が一望できます。西山の中腹から見下ろす京都の夏は力強さを感じます。滝や池の水の音が暑さを和らげてくれます。
第二十三番札所 勝尾寺
勝尾寺は勝運の寺・勝ちだるまの寺と知られているお寺で、大阪市箕面市にあります。京都市内からは阪急線を利用すると便利です。境内の至るところ並ぶだるまは圧巻で、訪日外国人観光客からの注目度も高いお寺でした。
勝尾寺はあじさい寺としても知られ、石段沿いを彩るあじさいの群生は約3600株といわれています。勝尾寺は高台にあるので、避暑地としてもおすすめです。
令和4年度は西国三十三所観音霊場巡り草創1300年記念事業最期の年です。令和5年3月31日まで草創1300年記念行事として、特別散華や御朱印が授与されているので、三十三所めぐりを始めるなら今がおすすめです。